石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会

震災がれきの広域処理に反対し、石川の里山里海、そして子どもたちの未来を放射能から守るため、活動していきます。

輪島市からの再回答書

2013年01月17日 | 震災がれき
 試験焼却前にさかのぼっての話で恐縮だが、昨年12月3日、私たちは試験焼却の動きに対し、協定違反だと指摘し市に対し中止の申し入れをおこなった(こちら)

 これに対する市からの回答があまりにお粗末であることは12月5日に紹介した。

 市民に丁寧に説明すると機会あるごとに言っていながら、これはなんだ!と抗議をし、ようやく再回答書がとどいた。
 市長決裁に時間を要したとのこと。
 ということは、市長が目を通し、加筆あるいは訂正もしたかもしれないが、いずれにしても最終的に市長が了解した文章ということになる。市長は難解な日本語がよほど好きなのかもしれないが、またまた意味不明。公印もない。
 
 そのまま掲載する。 




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40 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
応援しています。 (Unknown)
2013-01-18 07:59:01
はじめまして。twitter のリンクから来ました。東電の事故で汚染されなかった地域まで、汚すのは言語道断だと思います。住民の暮らしの安全を無視して利権や欲にまみれた首長の暴走ぶりは本当に愚かですね。一人でも多くの方が危機感に目覚め力をあわせて阻止できますようにお祈りしております。
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○市長 幾らでガレキを 引き取った? (Unknown)
2013-01-18 11:14:16
岩手県の漁具・漁網(不燃物)広域処理の「ウソ」を暴く
ttp://azarashi.exblog.jp/16801579

>①岩手県には最終処分場の残余容量が約130万トン(m3)もあるのに、どうして県内の「処理・受入可能能力」がゼロなのか?
>②「岩手県内で処理が困難」な漁具・漁網が、どうして金沢市や神奈川県だと処理できるのか?


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私も、応援しています (Unknown)
2013-01-18 18:52:34
おかしながれき受け入れよりも被災者支援をする方が人道的に素晴らしいことです。経済を重視する先には子どもたちの苦労しかありません。誤った支援策の反省と公正な震災復興支援を輪島市に期待しています。
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なんと視野が狭い回答書 (Unknown)
2013-01-18 19:58:53
 これが市民に対して丁寧な説明?回答?
なんと思慮が狭いのでしょう?
 協定書は美谷町と輪島市のことで他の市民には関係がない関わる必要がないように読みいとれます。
 どうしてこんな狭い考えになるのですか?

 12月6日試験焼却の震災がれき搬入の日、12月27日の試験焼却の日からしばらく幼い子供を連れて避難を繰り返している家族もいるのですよ。

 こんなに市民に不安と精神的な負担をかけるのは止めていただきたいです。

 私も輪島の一市民として回答書を読ませていただいて大変腹が立ちました。

 もっと市民に慎重に丁寧に対応すべきではないでしょうか?
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広域処理はだれのためか (Unknown)
2013-01-18 21:32:54
輪島市のホームページでは、「膨大な量の災害廃棄物が発生しました。現地では、その処理は困難を極め復興のさまたげにもなっています。」とある。
「高く積もったがれきの山、あれを早く片付けなければ被災地の復興はありえない」と、市長も、市議会も、主張する。

私も、「被災地が瓦礫の処理に困っている」と思っていたが、全然違うということを知った。

あの震災から22カ月、状況は大きく変化
 ●瓦礫処理計画(2011年12月6日公表:環境省)
岩手 県内処理予定量419万㌧ 広域処理希望量  57万㌧、
宮城 県内処理予定量約1220万㌧ 広域処理希望量約340万㌧、
◉二度の見直し、(2012年11月16日公表:環境省)
岩手 県内処理予定量476→395万トン 広域処理希望量57→45万トン
宮城 県内処理予定量約1569→1200万トン 広域処理希望量340→91万トン
これを見て、驚く  県内処理予定量が下回っていることに気付く。

環境省廃棄物対策課課長の「広域処理は、もともと中で出来ないものを外でやるという考え方ですから、全部できるんだったら外でやる必要はないんです」に従えば、瓦礫を広域処理する必要性が失われていることになる。

「広域処理の必要性」を証明する瓦礫の正確な量もきちんと検証もせずに、現地処理より数倍高コストとがかかる広域処理を進めることは、納税者としてとうてい納得できるものではない。
廃棄物処理施設整備の補助金交付により被災地以外の自治体に復興予算がばらまかれており、今すぐ広域処理を中止して、本来の被災者支援に復興予算を使うべきである。

環境省の「手抜き除染」が、今日のNHKで放送されていたが、「瓦礫広域処理」の方もずっとデタラメである。流石にまずいと思ったのか、ここにきて各自治体で広域処理の中止や前倒しが相次いでいる。
埼玉県は、岩手県で発生したがれき(木くず)の受け入れが、12月25日までに終わったと発表した。約1年3カ月前倒しされた。
北九州市は、予定よりも1年早く、2013年3月末で打ち切るという。
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私も危機感を抱く (Unknown)
2013-01-18 22:04:03
輪島市は、「広域処理の必要性」を証明する瓦礫の正確な量をきちんと検証したのでしょうか。

質問3で、国(岩手県)からの協力要請があり、と輪島市はいっているようだが、市のうのみにする姿勢に対して、危機感を抱く。がれきの処理が利権となり、放射能の基準や検査が歪められているのはないだろうか。
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署名をした一人です (Unknown)
2013-01-18 23:45:30
回答書、読んでみましたが、わかりにくいと思うのは、私だけでしょうか。


というより、行政の信頼を取り戻そう、説得しようとの気概が感じられないのです。


今、大切なことは、輪島市は、市民と情報を共有し、それに基づく認識によって議論が正しくなされること、じゃないかと思うのですが。甘いんでしょうか。

行政の責務として、不信の増幅だけが残るような行為は、止めるべきです。
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輪島市は歪 (Unknown)
2013-01-19 00:12:21
試験焼却する日を、公表しない。年暮れの繁忙時のそれも大雪のどさくさに焼却する。輪島市は、なんと歪な行政機関なのか、日本中どこを探してもない。


試験焼却した震災がれきの内訳を公表しない。都合の悪いことは隠す、情報隠ぺい体質。

こんな大事な、みんなが知りたがっている震災がれきにかかる補正予算案、市の広報にも載っていない。
震災瓦礫受け入れのための交付金の公表もない。

「放射能の専門家ならわかるはず」の話が、輪島市には通じない。
実務を請け負っている環境対策課に専門家がいないという事実は、安全性の面において大いに不安。
「医療現場などで放射能を扱う場合は、専門家の設置が義務付けられている。市民の安全を第一に考えるならば、常識的に考えて専門家を設置していないのはおかしい。」
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震災がれき焼却へのシナリオ (Unknown)
2013-01-19 19:47:07
輪島市の試験焼却震災がれき搬入のシナリオ
昨年の夏ごろから美谷町、光浦町の反対者つぶしが始まる。
まず、美谷町立壁の身近なものを探せ。
 一番信頼しとる者を。
それを一番に落とせ(成功)
次はどこか、鵜入町から風穴を開けよ(成功)
 鵜入町静かになる。
次はどこをつぶすか?
まず、
光浦町から説得に回ろう。
どこから行くか?光浦、美谷町に 親戚が多く発言権のあるものから落とそう(ひたひたと12月試験焼却がれき搬入まで時間をかけて動く)
12月6日試験焼却がれき搬入、光浦一部の役員は多少容認していた。美谷町は真剣に対応する。
試験焼却搬入と焼却延期(シナリオ通り)
このうちに、美谷町役員を説に動く(美谷町役員の大半をを説得に成功)
20日、美谷町に説明会(区長は反対を明確にする)
美谷町役員に試験焼却に向けて強く働き掛ける。
26日試験焼却震災がれき搬入と27日焼却反対に光浦、美谷町住民は真剣に動く、突然搬入時間が午後との連絡で美谷町、光浦町住民は一時帰宅する。
サー作戦実行(美谷町役員だけが残り試験焼却がれき搬入賛否を検討 反対の意思は変わらないが一応試験焼却は容認に(成功した)
 午後、美谷町住民に説明する。
美谷町住民説明がわからないまま(試験焼却搬入、焼却が実現する)
 震災がれき焼却へのシナリオ
試験焼却のシナリオは成功した。
本焼却を成功させるには、今度は美谷町住民を一人づつ落とすことと日々せっせと説得とだましに動いている。
 美谷町の反対者は嘆く、親戚の多い人、権力のある人、声の大きい人を目につけて動いているとか。

 年末や正月は家族が集まり一家団欒を楽しむことが本来の姿と思うそのような配慮すら見えない恐怖政治まっしぐらこの回答書を読むとますます不安になる。
 もう市民はうんざりしている。震災がれき受け入れの小細工は止めて早く安心に暮らせる輪島市にしてくれ。

 




 
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ウーム ム (Unknown)
2013-01-20 00:04:38
所謂、裏工作というやつですね。

冬の荒れた日本海を覆う、どす黒い雲のように、暗い話ですね。

奥能登に位置する輪島市は高齢化と過疎がますます進んでいます。市内でも空き家が目立ちます。地元に残る若者が少なく活気がなくなると、ますます官依存ムラを強めるのでしょうか。


そこは、老人パワーで、次世代のためにも、能登の自然を守るためにも、ダメなものはダメ、約束は守れ、と自分の意見を述べる、声を出すことが、輪島市活性化にはナクテハナラナイ重要なエネルギーと思うのです。
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