昨年暮れの試験焼却による周辺環境の調査結果が2月5日に公表され、これで一応すべてのデータがそろったので、この2週間、美谷町を説得する動きがみられるはずだった。
ところが、市は公表に先立ち今月3日に美谷町の住民説明会で調査結果を説明して以来、表立った動きがみられない。
調整中の広域処理は年度内に確定させるとする環境省方針を踏まえるならば、一見、不思議な状況である。もちろん輪島市は手をこまねいているわけではないだろう。試験焼却実施という「成功体験」から学んであの手この手で裏工作に奔走していると思われる。
3日の住民説明会はあくまで調査結果の報告であり、賛否を問う場ではないと市は強調している。しかし当初予定の1時間が2時間に延びたのは参加した住民からあくまで反対だという意見が相次いだからに他ならない。
賛否を問えば圧倒的に反対。だからこそ賛否を問わず、一部の人と話をつけて本格焼却に突き進もうとしている。
油断できない。
ところが、市は公表に先立ち今月3日に美谷町の住民説明会で調査結果を説明して以来、表立った動きがみられない。
調整中の広域処理は年度内に確定させるとする環境省方針を踏まえるならば、一見、不思議な状況である。もちろん輪島市は手をこまねいているわけではないだろう。試験焼却実施という「成功体験」から学んであの手この手で裏工作に奔走していると思われる。
3日の住民説明会はあくまで調査結果の報告であり、賛否を問う場ではないと市は強調している。しかし当初予定の1時間が2時間に延びたのは参加した住民からあくまで反対だという意見が相次いだからに他ならない。
賛否を問えば圧倒的に反対。だからこそ賛否を問わず、一部の人と話をつけて本格焼却に突き進もうとしている。
油断できない。
北緯中日(2月6日)
北國(2月6日)
北國(2月6日)
事務レベルの調整作業では、輪島市は環境省に対し、「美谷町クリーンセンターで焼却可能」と報告しています。
地元の合意を取り付けずに広域処理の環境が整なわないうちにです。これって、違法な行政手続きです。
平成25年1月25日に環境省が改訂した「東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表」において、
(岩手県)
{木くず}確定済みの受け入れ先において、概ね平成2 5年3月までに受け入れを終了。
{可燃ごみ}年度内に受入先を確定し、概ね平成25年
12月までに終了。
既に実施中等の受入先において、平成25年度も引き続き処理を実施するとともに、試験処理実施済及び調整中の受け入れ先において早期に本格処理を開始することにより、早期に受入を終了する。(一部抜粋)
岩手県における可燃物の広域処理 一覧表では、
宮古市の可燃物 石川県 6,000トン 試験処理済
となっている。これは、輪島市の受け入れ量と合致している。(木くずがいつ可燃物と化したのか輪島市は市民に説明責任がある)
がれき受け入れは12月末の試験焼却で一段落したと楽観的な考えをしている市民も少なくない、楽観ムードの裏では、試験焼却成功をステップに次の一手をひたひたと練っている不気味なにおいがクンクンと伝わっている。
輪島市民の方々、美谷町、光浦町の皆さん油断は禁物!! 貉と狸はどこから顔を出すかわからない。
顔が出たときはもう手遅れだ!!
飛灰 セシウム134、137の合計 194.7Bq/kg
輪島市が強行した宮古地区のがれきの試験焼却灰の20倍強も高い値が出ています。
本当に「土壌に影響なし」、安全といえますか
行政は、地元市民を騙していませんか
輪島市副市長は、
「他の自治体の災害廃棄物の持ち込みにつきましては、協定書の記載の通り、美谷町皆様全員と十分協議して、合意なく事態を至らしめることのないように努めてまいります。
美谷町の皆様にはたいへんな、ご迷惑をおかけしたように思っております。心からお詫び申し上げます。と市長から申し伝えがありました。」
と言って、災害廃棄物の試験焼却をさせてください、と頭を下げていました。
騙すのは輪島市にとっておちゃのこさいさい。
ころころ変わる輪島市の言い訳に市民は翻弄されている。(行政として恥ずかしくないのか)
3月議会も近い、市議会議員の先生方のご活躍に期待する。
http://www2.knb.ne.jp/news/20130219_35559.htm
自治体が横並びにスクラムを組んで、住民を抑えつける構図が、石川県でも実現しないとは限りません。
周辺市町村住民の皆さん、美谷町の次は、あなた方の故郷が狙われています。
2009年大田原市若草1丁目のごみ処理施設の建設をめぐり、ごみ搬入を阻止した建設反対の地元住民と同市がそれぞれを相手に損害賠償などを求めた訴訟で、
一審判決は住民の阻止行動について「暴力的行動 を伴わず悪質性もなかった」とし、損害賠償の支払い と謝罪文を掲載した広報誌の配布を命じた。
東京高裁の控訴審判決では、裁判長は阻止活動に ついて「穏当を欠く面はあったが、暴力的行動を含む ものはなく、健康面への影響などの深刻な懸念に基 づくもの」と指摘。市の対応は「住民に対する十分な 配慮がうかがわれなかった」とした。
つまり、住民の正当なる抗議の意思表示に対して真っ当な対応をせず、ごり押しを強行した対応にこそ問題があったとして、大田原市の控訴棄却が確定した。
心配はご無用。
輪島市行政を前進させるためには「地元市民を認める寛大さ」の度量が肝心だ。
昨年末の、あの日は、行政と地元市民の垣根なく
地元市民を認めた瞬間であった。
輪島市の首長は「環境行政は美谷町の皆様のおかげである、これからも、よく輪島市民に知らしめて行きたい」と、明確に約束した。
市民生活を守る ごく当たり前の首長になった瞬間、と皆が受け止めた。
って、今までは認めていなかったということ?
本当に認めているのなら、あんな年の瀬の寒い日に駆け込みのように試験焼却しないのでは?
焼却灰の検査結果も待たずに埋めているし。
本当に認めているというのなら、年明けでも遅くなかっただろうし、焼却灰の結果も待ってから埋めるのでは?
住民を馬鹿にしている、住民なんてどうでもいいというスタンスは変わっていないように感じます。