今日の夕方、美谷町のクリーンセンターに震災がれき6.9トンが搬入された。明日、試験焼却される予定である。
今日の朝まで美谷町、光浦町は試験焼却であっても反対の方針を貫くことが確認されていた。
多くの両町民にとってはまさに急転直下の搬入容認であった。
上の写真は、がれきを積んだごみ収集車が到着した後、ゲート内で行われた搬入反対の申し入れであるが、まさにセレモニーとしての申し入れであった。
副市長からの何とか試験焼却をさせてほしいという回答後、立壁区長はあくまで反対だと回答し、力ないガンバローをしたあと、ピケ線をあっさり解除してしまった。
この時点で参加した住民の中には受け入れ容認の方針を知らない人もいた。当然阻止するものと思い、家で待っていた人の中には、搬入の知らせを聞いて「エッ!なんで」という声も聞かれた。
もっとも今月6日に輪島市が試験焼却の延期を決めて以降、あの手この手で切り崩しが試みられていた。特に美谷、光浦と私たち守る会の分断を狙ったデマも飛び交い、両町の区長の対応は確実に変化していた。
最終的に今日阻止しても、明日も、あさっても搬入するまで繰り返されぞ、一旦受け入れたがれきは返せないと法律で決まっとる、逮捕者も出るかもしれないぞといった脅しや騙しの言葉にあっけなく屈した形のようだが、20日の美谷町と梶市長との話し合いも含め、市役所と両区長、さらにはおそらく輪島署も一枚かんで仕組まれた茶番劇であった。
年明け後、試験焼却の結果をふまえた6,000トンの本格焼却の阻止が大きな課題となる。
美谷町区長20日のコメントではとても立派でした。
今日も光浦、美谷町が頑張るものと応援していたのですがあっけなく試験焼却がれきが運び込まれてる「うそー」
と思わず叫んでしまいました。
美谷町の知人に早速聞いたところ、輪島市の騙しにどうも屈したみたいです。それでも、この冬、光浦ブランドのネギの風評被害を気にしている人たちが多いようです。
こんな微妙なことは男性にはわかりませんね。
環境省復興予算ばらまきの保証付きかも!?
今回の事で反対している者どうしの信頼に溝ができてしまうことこそ今後本焼却阻止に向けて危惧すべき事だと考えます。
そうなっては輪島市側の思うつぼです。今こそ互いを信じ
本丸趣旨に向けて結束しなくてはなりません。
美谷町の方々は裏切ってはいません。
「選挙が終わった。市長どうする。」
「このままだと、試験焼却出来ない。いつまでも門前に置いておけんだろう。」
「門前も、いつ持っていく、と心配している」
「市長のやり方おかしい、強引だ、との市民の声が多くなってきている」
「だから拙速だ、と注意したじゃないか」
「訴訟は困る、まずい」「人権派弁護士が入ると厄介だな」
「提案だが、ここは市長が美谷町住民に謝罪する。その変わり、試験焼却はさせる。」
「本当に、できるのか」
「まかしてくれ」
「本焼却6000トンはどうなる」
「3月まで、地元が反対しているから搬入できない。とでもいって、報告しておけばいい。木くずもなくなっているだろう。」
20日夜 美谷集会場 市長出席 謝罪
市長「今日は帰ります」・・・・・内心不本意。
21日 議会最終日。市から試験焼却するとの通知が届く。
その間、ひたすら静かに・・・・・でもね
26日 午前、美谷町集会所、「抵抗しない」を押し切って決める。
苦渋の決断か、訴訟は辛い、本焼却しないというから・・・・・甘い言葉に乗っちゃった。
テレビで見るセレモニーの力ない反対、7トン搬入を見届けるうつろな目
報道も拍子抜け
27日 試験焼却、焼却灰埋立
人里に近すぎる、radioactive substance300年間静かに眠っていてくれ・・・・・通じるかな
誰が勝利? 誰が負け?誰もいない?誰が恩を売った?・・・・・えたいがしれない・・・・続く
市は、安全といっていたが・・・・内心不安でした。
輪島へ運びだしてくれて、一安心。
浦上まで見届けました。
再度、門前に来ることはないだろう。信じていますよ市役所sn
http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/haikibutukouikishori/maishima_shiken.html
http://www.toyama-kouiki.jp/info/clean/post_76.html
受け入れ反対運動は何のためなのでしょうか?
県外から市役所に「抗議」電話をかけ続け、ブログなどで自慢している人もいるようです。
外部の反対運動が地元の分断を生まないように、県内の活動家の方は配慮してほしいと思います。
あの手この手で区長さんを追いつめたのでしょう。
本当に復興交付金の横取りの為、地元を分断させているのは、市のほうです。
日本中で、せめて日本海だけは守ってほしいと応援しています。
負けないで能登だけでも放射能の無い土地を残して欲しい。
今回の事故で一番汚染の無かった北九州も燃やされ続けてもう取り返しがつかないでしょう。
能登の皆さん、庭や畑の土を検査用に2リットル程、採取し保存するか検査に出して下さい。
愛知県でも検査できます。
八進
http://gamma-spectrometer.com/company/
金沢大学も汚染田でのイネへの移行を研究されている先生がおられましたね。
○沢野議員質問
がれき処理にかかる放射能については、5市は受け入れるがれきも焼却灰も環境省の基準以上に厳しい100ベクレルの水準を設定していることに対し、知事はなぜ不十分であると考えているのか、改めて知事の見解を伺う。
○知事答弁
放射能の基準についてでありますが、放射能の管理については、既に確立した手法が存在しております。震災の前後で対応を変えて、管理手法を緩めるということは行うべきではありません。原子力発電所の外の方が放射能管理が緩くなるということになると、住民の理解を得ることは難しいと考えます。ちなみに緩めるのであれば、原子力発電所の中の基準が間違っていたとして基準を緩めればよいのですが、国としては原子力発電所の中の基準を緩めない方針というふうに承知をしております。したがって原子力発電所の外の方が放射能管理が緩くなるということであります。
特に、放射能が濃縮される焼却灰については、環境中に溶け出すことを抑え、長期に適正管理できるかなど懸念が残ると考えております。なお、水俣病等の歴史の教訓に学ぶ必要があると思いますので、放射能の管理の原則については防災局長から、水俣病の歴史の教訓は、福祉保健部長から答弁させます。
○防災局長答弁
放射能管理の原則についてでありますが、焼却灰に濃縮された放射能は、環境中に溶け出す可能性があり、現在の濃度規制だけでなく、生物濃縮や総量についても配慮すべきものと考えます。放射線防護については、国際放射線防護委員会が提唱する「合理的に達成できる限り低く保たなければならない」という考え方が確立されています。
また、IAEAの放射能管理原則の基本は、放射能を希釈・拡散するのでなく、「濃縮と集中管理」であります。放射能は、これらの原則に従い管理されるべきものと考えます。
○福祉保健部長答弁
水俣病の歴史の教訓についてでありますが、昭和43年9月26日、厚生省及び科学技術庁は政府統一見解を発表し、新潟水俣病については、昭和電工の「アセトアルデヒド製造工程中に副生されたメチル水銀化合物」が中毒発生の基盤であるとしました。新潟県は公害防止条例により昭和35年から濃度規制を行いましたが、国が総量規制の考え方を特定地域に導入したのは、昭和53年の水質汚濁防止法の改正によるものであります。新潟水俣病は、その間、アセトアルデヒドの生産開始以来、濃度規制しかない時期も含め、同工場から排出されたメチル水銀化合物を含む排水により、阿賀野川が汚染され、食物連鎖により魚介類にメチル水銀が濃縮されたもので、これを地域住民が多食することにより生じたものであるとされております。
東日本大震災:知事、がれき焼却灰も東電引き取りを /新潟
毎日新聞 12月27日(木)11時16分配信
泉田裕彦知事は26日の記者会見で、東日本大震災の震災がれきの焼却で発生する焼却灰について「東電が引き取るべきだ」と述べた。
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泉田知事は放射能を含む焼却灰の管理方法などに懸念があることから、県内5市が進めている震災がれきの受け入れに慎重姿勢を示している。泉田知事は「放射性物質の管理のプロは原発の事業者。そこが管理するのが一番合理的」と述べた。
泉田知事はこれまで、県内の浄水場などで保管されている放射性物質を含む汚泥について、東電が引き取るよう主張している。【宮地佳那子】
12月27日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121227-00000018-mailo-l15
協定書を自ら売り渡すようなことをせず、
協定書を信じて妥協しないで反対して下さい。
仲良く反対運動なんて茶番。
妥協を言う奴=協定書を売り渡す奴だよ!