石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会

震災がれきの広域処理に反対し、石川の里山里海、そして子どもたちの未来を放射能から守るため、活動していきます。

これが役所のつくる回答書か?!

2012年12月06日 | 震災がれき
 3日に提出した申入書に対する回答書が今日、届いた(日付けは昨日付けだが)。
 これが市長名で出す回答書か!

 国難を掲げて協定書を無視し、契約や法律も自分勝手に解釈できる思い込んでいる輪島市。もはや怖いものなしのふるまいである。
 これから数日の動きは予断を許さない。

 以下回答である。
 申入書も再度掲載する。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 
収環第 296 号
平成24年12月5日

  石川の里山里海・子どもたちの未来を
  放射能から守る会 代表 新木 順子 様

輪島市長 梶   文 秋 
  

震災がれき試験焼却中止を求める申入書
 2012年12月3日付けの申入書で指摘された件について、下記のとおり回答いたします。


1~4  平成24年11月29日付け、白山神社宮司及び美谷町区長から提出のありました通知書に対する返答書により回答といたします。

5 本市の廃棄物行政に関し、現在の焼却処理及び埋立処分施設が所在する美谷町に対しては、東日本大震災により発生した災害廃棄物広域処理の検討の経過の中で、改めて美谷町住民に対し地元説明会や市議会定例会の質疑等で感謝と敬意を表しております。
 また、旧埋立処分場の浸出水対策にも対応を行い、理解を得たところであります。
 美谷町住民からはこの件に関し、町外からの放射能関係のチラシ等がポストに投函され精神的に参っていると聞いております。誤った情報提供により、住民が不安に悩ませられていることに対し、非常に残念に思っております。
      

 
以下、申入書  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2012年12月3日

輪島市長 梶 文秋 様
石川の里山里海・子どもたちの
未来を放射能から守る会
代表 新木 順子


震災がれき試験焼却中止を求める申入書

 梶文秋市長は11月26日、突如、宮古市の震災がれき8トンを受け入れ、試験焼却すると発表し、美谷町区長宛に試験焼却を実施する旨、一方的に通知しました。
私たちがこの間、幾度となく申入書や質問状で指摘してきた震災がれきの広域処理に関わる安全性や必要性、経済性などの問題を無視した暴挙であり、加えて、市長が美谷町と交わした「ごみ処理事業に伴う協定書」を自ら踏みにじる協定違反行為であることは明白です。
美谷町は試験焼却の中止を求め、市長が搬入方針を撤回しないならばクリーンセンター敷地内の町管理地の賃貸借契約を解除すると市長に通知しました。当然の対応であり、私たちは美谷町の方針を全面的に支持します。
今回の市長の対応は正当性のかけらもない行政としてあり得ない対応であり、全国から驚きと批判が湧きあっています。「協定書」を誠実に守り、震災がれき受け入れをただちに断念するよう求め、以下、明確な回答を求めます。


1.「協定書」は、市が美谷町でごみ処理事業をおこなうことに伴う市の責務を明示したものと解されるが、市の見解をあらためて明らかにすること。

2.美谷町の同意がない中での震災がれきの搬入は「他市町村の廃棄物を受入しない」とする協定書第9条に違反すると認めること。

3.市長は議会からの質問に対し「協定書は無視する」と発言したとのことだが、市長が自ら交わした「協定書」をなぜ無視できるのか、法的根拠を明示すること。

4.市長が「協定書」に明記された市の責務を果たさず「協定書」を無視するならば、美谷町も市のごみ処理事業を拒否することができると解されるが、市の見解を明らかにすること。

5.「協定書」遵守は行政として当然の責務である。震災がれきの受入方針を撤回し、市長として、長年、ごみ処理事業を引き受けてきてくれた美谷町の皆さんに敬意を払い、感謝の意を表明し、震災がれき受入問題で多大なる苦痛を与えたことを心から謝罪し、引き続き市内のごみ処理事業を引き受けてもらえるよう誠意を尽くすこと。



最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
怖い現象 (新木 順子)
2012-12-07 00:18:53
私はてっきり荒れている天候を配慮して日程変更を行ったものと思っていましたがどうもそうでないらしい。

 審査kがれきが金沢に待機していると聞いたのですが
輪島まで来ているような話を聞きました。

  とても心配しております。
 美谷町のみなさん油断禁物です。

いまこそ地域がバラバラにならないように心を一つにして頑張ってください。 寒くなってきましたお互いに体には気をつけましょう!!

 
返信する
訂正 (新木 順子)
2012-12-07 00:21:09
審査kがれき→震災がれきです。
訂正します。
返信する
説明責任 (これまでも、これからも応援)
2012-12-07 02:40:44
まず最初に、美谷町住民一同の確固たる郷土愛と団結力に最大の賛辞と感謝の意を贈ります。
皆様の信念に基づいた行動が今、市民を愚弄し蔑ろにする市長の正体を炙り出したと考えております。
ありがとうございます。

> 誤った情報提供により・・・

市長の二転三転する言い訳(こじつけ)もそうですがこの文言の根拠は何でしょうか?

政府さえも事実の隠蔽と国民に対するミスリードを行ってきたことが現在では殆どの国民の知るところ。
まさか市長や市職員は賞味期限の切れた偽情報を未だかって金科玉条の如く崇め奉っているのでは無いでしょうね。
ならば、「誤った」という根拠を示し、正確に検証された正確な情報を明示する義務が回答書を出した市長にはあるのではないでしょうか。

ま、自ら署名した協定書を何の躊躇いもなく反故にし、自治の信頼を毀損してなお平然と居座る市長ですから無理でしょうね。
情けない人物を市長にいただく市民は哀れ!
返信する
回答書意味不明 (Unknown)
2012-12-08 21:10:41
この回答書はいったいなんなんでしょうか?
何度読んでも意味不明ですね。
梶市長さんは日本語理解できない方のようですね。
こんな方を市長に選んだ反省を市民もするべきかもしれませんね。
早く法律や日本語の理解できる方が市長になられ、輪島市に平和が訪れますように。
返信する
Unknown ()
2012-12-11 00:12:26
全く回答になっておらず町外からの…で市として何とも恥ずかしく浅はかな文章ですね。誰が考えたのでしょうか…こんな市を相手にしなくてはいけないなんて本当に大変です。しかし、美谷の皆さんやこちらの会の皆さんが正しい方で本当に良かったです。ありがとうございます
返信する