7月2日、東京・代々木公園で、1000人規模で酪農家や関係者が参加して「全国酪農民代表者緊急集会」(主催:酪政連)が開かれました。
これは、WTO・EPA農業交渉に関する要請と、飼料高騰による酪農経営の圧迫を消費者に訴え、理解を求めるのが狙い。
集会では「平成17年と比べて現在は、飼料費が14%上昇する一方、乳価は2%下落。1頭当たり所得は2割減少している」と経過報告があり、
①WTO農業交渉での「上限関税」導入の阻止や「重要品目」の確保、②日豪EPA交渉での乳製品などの「重要品目」の除外、③飼料高騰による生産費増大などの酪農理解の醸成、
などが協議されました。
閉会後、参加者はJR渋谷駅までの約1㎞を歩き、酪農民集会としては15年ぶりのデモ行進でアピールしました。
この酪農民集会、かつては加工向け乳価の決定や飲用向け乳価の交渉などには盛大に開かれ、乳業工場の前で生乳を廃棄するなどの実力行使で、乳価の引上げを要求したこともありました。
BSE発生直後の集会では、会場が割れんばかりの大声と怒声が飛び交い、国をあげての対策が強く要請されました。
そのころからみると、やや静かな集会だったようにも感じられました。それだけ今の酪農が直面する問題が重いのだと思います。
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http://www.dairyjapan.com/info/news/070702/index.html
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①WTO農業交渉での「上限関税」導入の阻止や「重要品目」の確保、②日豪EPA交渉での乳製品などの「重要品目」の除外、③飼料高騰による生産費増大などの酪農理解の醸成、
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この酪農民集会、かつては加工向け乳価の決定や飲用向け乳価の交渉などには盛大に開かれ、乳業工場の前で生乳を廃棄するなどの実力行使で、乳価の引上げを要求したこともありました。
BSE発生直後の集会では、会場が割れんばかりの大声と怒声が飛び交い、国をあげての対策が強く要請されました。
そのころからみると、やや静かな集会だったようにも感じられました。それだけ今の酪農が直面する問題が重いのだと思います。
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http://ame-tk.net/2ch/378