11月8日(木)に栃木県内で行われた「飼料増産推進モデル現地研修会」(主催:栃木県・関東農政局・日本草地畜産種子協会)。これは、平成19年度の自給粗飼料の増産目標を、全国で2万ヘクタール、関東では2200ヘクタールとしている施策の啓発を図るもの。
研修会では、「飼料増産に向けた新技術と試験研究の課題」として、畜産草地研究所の菅野勉・飼料生産性向上研究チーム長が、①飼料作物の育種・栽培技術、②飼料作物・わら類の収穫調製技術、③コントラクター・TMRセンターから地域複合コンプレックスへ、などが報告。
この「地域複合コンプレックス」の構築は、まさに「Dr.阿部の栄養セミナー 乳牛の栄養飼料の基礎固め」(阿部亮先生・弊社刊)の底流に流れているものだ。
阿部先生が、この論考を提案したのは10年も前のこと。逆にいえば、この10年間、何をしてきたのだろうか、ともいえる。
さらに発表者の一人、酪農家・山崎税さんの圃場を使って、稲ワラ集草とロールベールの新機種実演が行われた。この新しい機械は、コンバインの上にロールベーラーを設置したようなもの(タカキタ製)。
山崎牧場は、稲ワラには“特別な思い入れがある”として、全頭に稲ワラサイレージを給与。「地域にあるエサを大いに活用し、オリジナリティある酪農をしていきたい」と語っている。
それにしても、研修会場での質疑応答で、N県の普及センター職員氏が「(山崎さんが準拠しているエサ給与法である)二本立て給与法って何ですか?」と質問したのにはビックリ。
当該県には、この給与法の伝承者であるO牧場があるのに・・・・かつては、この給与法の本が擦り切れるほど読んだ酪農家の方々が各地にいたのに・・・
時代は変わったんですね。
研修会では、「飼料増産に向けた新技術と試験研究の課題」として、畜産草地研究所の菅野勉・飼料生産性向上研究チーム長が、①飼料作物の育種・栽培技術、②飼料作物・わら類の収穫調製技術、③コントラクター・TMRセンターから地域複合コンプレックスへ、などが報告。
この「地域複合コンプレックス」の構築は、まさに「Dr.阿部の栄養セミナー 乳牛の栄養飼料の基礎固め」(阿部亮先生・弊社刊)の底流に流れているものだ。
阿部先生が、この論考を提案したのは10年も前のこと。逆にいえば、この10年間、何をしてきたのだろうか、ともいえる。
さらに発表者の一人、酪農家・山崎税さんの圃場を使って、稲ワラ集草とロールベールの新機種実演が行われた。この新しい機械は、コンバインの上にロールベーラーを設置したようなもの(タカキタ製)。
山崎牧場は、稲ワラには“特別な思い入れがある”として、全頭に稲ワラサイレージを給与。「地域にあるエサを大いに活用し、オリジナリティある酪農をしていきたい」と語っている。
それにしても、研修会場での質疑応答で、N県の普及センター職員氏が「(山崎さんが準拠しているエサ給与法である)二本立て給与法って何ですか?」と質問したのにはビックリ。
当該県には、この給与法の伝承者であるO牧場があるのに・・・・かつては、この給与法の本が擦り切れるほど読んだ酪農家の方々が各地にいたのに・・・
時代は変わったんですね。
知らなかったら自分で調べるくらいの探究心は、
ないんだろうか?
よくそんなんで巡回指導しているもんだ???
ネットで調べればわかるようなことを、
よくそんなところで質問できるもんだ、と…。
指導的立場の人が、そんなものなんでしょうか。
う~ん、そうですね。
酪農の「超迂回生産」を理解しないまま
草だけ見ているような人とか・・。