夏、とうもろこしの茎葉がワサワサ風になびく光景は、
酪農の存在感を示しているようで、すごく力強いものですが、
各地でサイレージ調製が始まりましたね。
統計によると、全国のとうもろこしサイレージの作付け面積は、
昭和45年に7万6800haだったものが、
平成2年には12万5900haまで伸びたものの、
その後は減少に転じ、
平成14年には9万2000haとなっています。
こうした変遷の理由はと . . . 本文を読む
埼玉県北の酪農後継者や牧場スタッフらのグループ「D-1(ディーワン)」さんと共催で、「だれも教えてくれなかった 農場をうまくやる方法」著者の山本浩通先生(獣医師:宮崎県)をお招きし、9月下旬に勉強会を開きます。
山本先生は昨年、デーリィジャパン誌に「畜産コーチング」を連載。あなたの農場が100倍魅力的になるヒント、農場メンバーのやる気を引き出すマル秘テクニックなどを、詳しく、楽しく解説していただ . . . 本文を読む
搾乳を縮小し、肥育を増やしているところ、と語る後継者の△さん(50頭搾乳:埼玉県)。
牧場は、バイパス道路と工業団地に囲まれています。
理由は、
「牛乳の消費が落ち、ペットボトルの飲料などが好まれるような現状では、今後の酪農に期待できないから」
ということ。
生乳需給の緩和、出荷抑制型の計画生産、乳価の行方などからも、酪農を続けていく気がなくなった、とも。
立地や地域環境・家族構成、お金のこと . . . 本文を読む
この「支局たより」1月30日号で紹介した、洪水回避のための「酪農団地事業」の牛舎(茨城県)が今春から完成し、繋ぎ牛舎3軒、フリーバーン牛舎2軒に牛が入りました。
Yさんのフリーバーンに牛が入ったのが8月初め。連動スタンチョンに慣れていないので全くエサを食べなかったり、一日中立っている牛がいたり、ずっと鳴いている牛がいたり・・牛舎の周囲では工事が続いていたり・・最初の搾乳では、いつもの半分しか乳を . . . 本文を読む
こんなに小さな金属板だけで、牛の排糞尿の位置をコントロールできるカウトレーナーってすごいな、と実感させられたのがSさん(茨城県)の牛舎。
Sさんは今春、繋ぎ牛舎を新築しました。前の牛舎は牛床が狭くて短かったので、新しい牛床は推奨されている寸法を基本にして、マセン棒をニューヨーク式に前に出しました。牛床の素材、飼槽間仕切り、一頭ずつの仕切り柵も基本通り。
牛の自由度は高まったのですが、今度は、糞 . . . 本文を読む