Dairy Japan 関東支局

デーリィジャパン関東支局です。関東や長野、山梨、新潟、静岡などを歩く中からトピックスをお届けしました。

とうもろこしサイレージ

2006年08月28日 | Weblog
夏、とうもろこしの茎葉がワサワサ風になびく光景は、 酪農の存在感を示しているようで、すごく力強いものですが、 各地でサイレージ調製が始まりましたね。 統計によると、全国のとうもろこしサイレージの作付け面積は、 昭和45年に7万6800haだったものが、 平成2年には12万5900haまで伸びたものの、 その後は減少に転じ、 平成14年には9万2000haとなっています。 こうした変遷の理由はと . . . 本文を読む

勉強会のお知らせ

2006年08月25日 | Weblog
埼玉県北の酪農後継者や牧場スタッフらのグループ「D-1(ディーワン)」さんと共催で、「だれも教えてくれなかった 農場をうまくやる方法」著者の山本浩通先生(獣医師:宮崎県)をお招きし、9月下旬に勉強会を開きます。 山本先生は昨年、デーリィジャパン誌に「畜産コーチング」を連載。あなたの農場が100倍魅力的になるヒント、農場メンバーのやる気を引き出すマル秘テクニックなどを、詳しく、楽しく解説していただ . . . 本文を読む

肥育への移行・・

2006年08月21日 | Weblog
搾乳を縮小し、肥育を増やしているところ、と語る後継者の△さん(50頭搾乳:埼玉県)。 牧場は、バイパス道路と工業団地に囲まれています。 理由は、 「牛乳の消費が落ち、ペットボトルの飲料などが好まれるような現状では、今後の酪農に期待できないから」 ということ。 生乳需給の緩和、出荷抑制型の計画生産、乳価の行方などからも、酪農を続けていく気がなくなった、とも。 立地や地域環境・家族構成、お金のこと . . . 本文を読む

今が がんばりどころ

2006年08月14日 | Weblog
この「支局たより」1月30日号で紹介した、洪水回避のための「酪農団地事業」の牛舎(茨城県)が今春から完成し、繋ぎ牛舎3軒、フリーバーン牛舎2軒に牛が入りました。 Yさんのフリーバーンに牛が入ったのが8月初め。連動スタンチョンに慣れていないので全くエサを食べなかったり、一日中立っている牛がいたり、ずっと鳴いている牛がいたり・・牛舎の周囲では工事が続いていたり・・最初の搾乳では、いつもの半分しか乳を . . . 本文を読む

カウトレーナーの実力

2006年08月07日 | Weblog
こんなに小さな金属板だけで、牛の排糞尿の位置をコントロールできるカウトレーナーってすごいな、と実感させられたのがSさん(茨城県)の牛舎。 Sさんは今春、繋ぎ牛舎を新築しました。前の牛舎は牛床が狭くて短かったので、新しい牛床は推奨されている寸法を基本にして、マセン棒をニューヨーク式に前に出しました。牛床の素材、飼槽間仕切り、一頭ずつの仕切り柵も基本通り。 牛の自由度は高まったのですが、今度は、糞 . . . 本文を読む