「飼槽の前を歩くな!」という農場主の声に、思わず身が引き締まりました。
農場を訪問する際は、
①車は農場近くで止める
②真っ先に消毒槽や石灰を踏む(写真は茨城県のある鶏舎の入口です)
③むやみに牛舎には入らない(とくに飼料には近寄らない)
④むやみに和牛子牛や哺乳牛などには近寄らない(とくに冬場)
⑤動線を考えて歩き、後戻りしないようにして糞尿場所は最後にする、
などに注意し、プラスチックのブーツカバーは必携ですが、それでも、冒頭のような注意を受けることもあります。
北海道支局便り(5月17日)と同じ資料から、関東・甲信越各都県の数字をひろうと、ヨーネ病は106戸・155頭、サルモネラ症は10戸・76頭となっています(平成17年)。
管内の乳牛飼養戸数が約6500軒だから、ヨーネ病は約1.5%の農場で発生していることになります。 農場に出入りするときは、互いに配慮しましょう(自戒を込めて)。