先日、CTの検査結果と、抗がん剤をするため、病院へ行ってきた✋
ココ最近、ずーーーっと...
数ヶ月に渡って、血液の戻りが悪く、
サドンデス状態が続き、日数の割には、
治療は進んでいない状況。
FOLFIRI＋サイラムザ投与で
2週間おきに治療が出来たのは、最初の数ヶ月のみ。
その後は、白血球、好中球、血小板が足りない。
この所、血小板が特に激減状態。
番号が表示され、主治医の待つ診察室へ
神妙な顔をしつつ...入る。
ドキドキの結果を聞かなければならない...
今回の検査結果も、血小板が、最低基準値の...3分の1しか無い😓
前回、投与量をまた減らしたのになっ。
血液検査の結果を記した一覧をみて、主治医の話を聞くまでもなく、
今日も延期だな...😃
さて...
CTの検査結果のお話。
前々回撮ったCTと見比べながら、話を始める主治医。
「ここ...分かりますか？凄く薄ーい影が見えるでしょ？」
...うーん。それ、分かれば医者になってます😆
「ですよね(笑)それ位、薄い影が、前々回の画像ね！
で、コレが、今回の画像。
分かります？肝臓の形からして、同じ場所なんですけど...黒くハッキリ影が見えるでしょ？
残念ながら。増悪傾向と言うことです。
でも、他臓器への転移はみられませんし、腹水などは、改善されて全く問題無いレベルです。」
やはり、そうなのね...
そんな気はしていた...
中々戻らない血液。
ジワジワと上がり始めた、腫瘍マーカーCEA
抗がん剤で、がん細胞を虐めぬいた結果
抗体が出来た...と言うことらしい。
抗体が出来たら、もう、同じ抗がん剤は使えない。意味がない。
がん細胞の顔付きが悪く、ドンドン根性悪くなり始めている。
効かないお薬を使っても仕方ないので、
別のお薬に変更する...。
今度のお薬は、最初の入院はしたくない！の私の希望も加味し、
パニツムマブ（商品名：ベクティビックス）と言う、分子標的薬
この、分子標的薬というのは、
本来、がん細胞だけに存在する、特徴的な機構だけに作用させることで抗がん作用をもたらす...
ハズ。
しかし、実際は、
ざ瘡様皮膚炎、爪囲炎、皮膚乾燥、低マグネシウム血症、口内炎などの副作用。
重篤な副作用としては「重度の皮膚障害」や「間質性肺炎」
様々な副作用は、もちろん有る。
中でも深刻なのが、皮膚障害。
主治医の話だと、ニキビのような物が
顔からデコルテにかけて、特に酷く、全身に湿疹が出る場合も有る。
らしい。
顔の湿疹
...マジか。
ただ、女性の場合は、お化粧や、普段のお手入れで、保湿されるので、男性より重症化はしにくい...と言うものの、
なんの慰めにもならない😢
顔か......。
今現在、抗がん剤直後は、吐き気があったりするものの、それを抜けたら、
彼が良く言うように、私自身も、
「がん患者」と言うことを、忘れてる時が多い。
しかし、今回は顔。
一つ二つのニキビですら、憂鬱になるのに、顔中、ニキビが出たら...
引きこもり確定。
治療を続ける気力すら、無くなりそう。
でも、前のお薬の時も、
ほぼ脱毛は覚悟して！と言われ、早々に
ウイッグを準備したのに、使わず終い。
手足症候群も要注意！だったのに、
艶やかな、足の裏を保てている。
もしかしたら、出ないかもしれない...
の...かな...？
やってみないと分からない。
脱毛は、すんなり受け入れる準備は出来たのに...
ニキビだらけの顔になるのは...
心が、ポキポキと音を立てて折れそう💦
思い切って、主治医に聞いてみた...
...あのー。よく、マクロビオティックなどの、食事療法で、癌が治ったり、共存共栄出来ていたり...
この前も、米ぬか酵素風呂へ行ってきて、話を聞くと、CEAが下がったとか、
歩けなかった方が、ピンピンしてるとか...
良く、聞くじゃないですか。
今も、体に良さげな事は、中途半端に幅広くしてるつもりなんですけど...
私自身、根底で、抗がん剤はしたくない！って気持ちがあるもので、そんな話を聞くと、自然療法を徹底的にやってみたら、治るのかな？とか...
そう言いつつ、抗がん剤を拒否する根性もなくて...
どうしたらいい物か...と、ずっと考えてるんですけど、答えが出なくて...
「うん。うん。お気持ちは良くわかります。体を作る基本は、食物ですから、玄米食はとても良いと思います。ミネラルも取って、バランスの良い食事は大事ですし、米ぬか酵素風呂とかも、良いと思います。リラックス出来て、気持ちいいと感じる事が一番の薬ですし。
でも、それだけですか？と思う。
それだけで良いですか？
東西織り交ぜて、RIKAKOさんにとって一番いい、結果をもたらせれば...と思います。」
...でも、お薬が、ピリっと効かなければ
抗がん剤に抗体できて、変えて
また、抗体出来て、変えて。
あと、数回は札があるでしょうけど、
無くなったら、終わりでしょ？
緩和ケアってことになりますよね？
うなずく主治医。
(もう💦正直なんだからー😒)
「もし、抗がん剤をする事で、生活の質が落ちて、デメリットしかない...なら、勧めません。
後は、RIKAKOさんの、行き方、価値感の問題ですが、RIKAKOさんは、食事や、環境に気を配り、私は、医学的なサポートをしていきたいと思ってます。
不安な事が有れば、その都度、話し合いながら、やっていきましょう！」
みたいな...やり取り。
結局、最終的には、「価値感の問題」
次回から、新しいお薬を試してみることになった...
本来なら、他のお薬と併用して使う事が多いのだけれど、
とにかく、血液検査結果が芳しくないので、血液に影響を与えにくくするため、しばらくは、単体で使用。
家に着いて、彼に上記の報告をメールでした。
忙しいのは、知ってたので、暇な時間に読んでくれたら、それで良い。
スグに、返信が来て...
「前略
そうか...そうか...
ニキビ出るのは、やらなければ分からないんでしょ？
女性として、気にするのはわかる。
けど、
最悪、出たとしても、俺は全く気にしないよ⤴大好きなRIKAKOに変わりない💕
後略」
イヤイヤ...Darling...
おそらく、本気で出たら...気にしないのレベルでは、済まないのよ。
炎症が酷くなるから、紫外線はNG。
外に出る時は、長袖、手袋、帽子にマスク…。
いっその事、目出し帽にしたい心境。
ってか...家から出ないかもしれない。
デートにも行けないかもしれない。
そもそも、忙しい時に、
この話をメールでしたのが、間違い⤵
その中で、最大限に気を使った言葉をくれたのに...
いつも励まし、引き上げてくれる、彼の存在には、とても感謝しているけれど、
時には、励ましではなく、一緒に落ちて欲しい時もある...
気にしないよ！と言われても...
それは、大変だ！と言われても...
きっと、僅かな違和感は感じるだろう...
あぁー
被害妄想炸裂女だ😣
ベクティビックスについて、ネットで調べたところ...
皮膚障害ありきで、話が始まり、
参考写真では、発疹で真っ赤になってる顔。
対処療法としては、ステロイド剤を服用し、塗りまくる。
挙句の果てに、皮膚障害が出るほど、効いている証拠...だとか...
今どき、副作用が出るほど、効果が高いなんて、都市伝説が実在するのか！
今更ながら、どうするべきか...
脱毛の時のように、取り越し苦労になれば良いのだけれど、
今回ばかりは、そうなる気がしない😞
そして、家族には一言も伝えていない。
子供達には、これ以上、心配かけたくなし、
夫には、言ったところで、嫌な顔されるのが目に見える。
はぁ。
どうしよ...かなー...。
ココ最近、ずーーーっと...
数ヶ月に渡って、血液の戻りが悪く、
サドンデス状態が続き、日数の割には、
治療は進んでいない状況。
FOLFIRI＋サイラムザ投与で
2週間おきに治療が出来たのは、最初の数ヶ月のみ。
その後は、白血球、好中球、血小板が足りない。
この所、血小板が特に激減状態。
番号が表示され、主治医の待つ診察室へ
神妙な顔をしつつ...入る。
ドキドキの結果を聞かなければならない...
今回の検査結果も、血小板が、最低基準値の...3分の1しか無い😓
前回、投与量をまた減らしたのになっ。
血液検査の結果を記した一覧をみて、主治医の話を聞くまでもなく、
今日も延期だな...😃
さて...
CTの検査結果のお話。
前々回撮ったCTと見比べながら、話を始める主治医。
「ここ...分かりますか？凄く薄ーい影が見えるでしょ？」
...うーん。それ、分かれば医者になってます😆
「ですよね(笑)それ位、薄い影が、前々回の画像ね！
で、コレが、今回の画像。
分かります？肝臓の形からして、同じ場所なんですけど...黒くハッキリ影が見えるでしょ？
残念ながら。増悪傾向と言うことです。
でも、他臓器への転移はみられませんし、腹水などは、改善されて全く問題無いレベルです。」
やはり、そうなのね...
そんな気はしていた...
中々戻らない血液。
ジワジワと上がり始めた、腫瘍マーカーCEA
抗がん剤で、がん細胞を虐めぬいた結果
抗体が出来た...と言うことらしい。
抗体が出来たら、もう、同じ抗がん剤は使えない。意味がない。
がん細胞の顔付きが悪く、ドンドン根性悪くなり始めている。
効かないお薬を使っても仕方ないので、
別のお薬に変更する...。
今度のお薬は、最初の入院はしたくない！の私の希望も加味し、
パニツムマブ（商品名：ベクティビックス）と言う、分子標的薬
この、分子標的薬というのは、
本来、がん細胞だけに存在する、特徴的な機構だけに作用させることで抗がん作用をもたらす...
ハズ。
しかし、実際は、
ざ瘡様皮膚炎、爪囲炎、皮膚乾燥、低マグネシウム血症、口内炎などの副作用。
重篤な副作用としては「重度の皮膚障害」や「間質性肺炎」
様々な副作用は、もちろん有る。
中でも深刻なのが、皮膚障害。
主治医の話だと、ニキビのような物が
顔からデコルテにかけて、特に酷く、全身に湿疹が出る場合も有る。
らしい。
顔の湿疹
...マジか。
ただ、女性の場合は、お化粧や、普段のお手入れで、保湿されるので、男性より重症化はしにくい...と言うものの、
なんの慰めにもならない😢
顔か......。
今現在、抗がん剤直後は、吐き気があったりするものの、それを抜けたら、
彼が良く言うように、私自身も、
「がん患者」と言うことを、忘れてる時が多い。
しかし、今回は顔。
一つ二つのニキビですら、憂鬱になるのに、顔中、ニキビが出たら...
引きこもり確定。
治療を続ける気力すら、無くなりそう。
でも、前のお薬の時も、
ほぼ脱毛は覚悟して！と言われ、早々に
ウイッグを準備したのに、使わず終い。
手足症候群も要注意！だったのに、
艶やかな、足の裏を保てている。
もしかしたら、出ないかもしれない...
の...かな...？
やってみないと分からない。
脱毛は、すんなり受け入れる準備は出来たのに...
ニキビだらけの顔になるのは...
心が、ポキポキと音を立てて折れそう💦
思い切って、主治医に聞いてみた...
...あのー。よく、マクロビオティックなどの、食事療法で、癌が治ったり、共存共栄出来ていたり...
この前も、米ぬか酵素風呂へ行ってきて、話を聞くと、CEAが下がったとか、
歩けなかった方が、ピンピンしてるとか...
良く、聞くじゃないですか。
今も、体に良さげな事は、中途半端に幅広くしてるつもりなんですけど...
私自身、根底で、抗がん剤はしたくない！って気持ちがあるもので、そんな話を聞くと、自然療法を徹底的にやってみたら、治るのかな？とか...
そう言いつつ、抗がん剤を拒否する根性もなくて...
どうしたらいい物か...と、ずっと考えてるんですけど、答えが出なくて...
「うん。うん。お気持ちは良くわかります。体を作る基本は、食物ですから、玄米食はとても良いと思います。ミネラルも取って、バランスの良い食事は大事ですし、米ぬか酵素風呂とかも、良いと思います。リラックス出来て、気持ちいいと感じる事が一番の薬ですし。
でも、それだけですか？と思う。
それだけで良いですか？
東西織り交ぜて、RIKAKOさんにとって一番いい、結果をもたらせれば...と思います。」
...でも、お薬が、ピリっと効かなければ
抗がん剤に抗体できて、変えて
また、抗体出来て、変えて。
あと、数回は札があるでしょうけど、
無くなったら、終わりでしょ？
緩和ケアってことになりますよね？
うなずく主治医。
(もう💦正直なんだからー😒)
「もし、抗がん剤をする事で、生活の質が落ちて、デメリットしかない...なら、勧めません。
後は、RIKAKOさんの、行き方、価値感の問題ですが、RIKAKOさんは、食事や、環境に気を配り、私は、医学的なサポートをしていきたいと思ってます。
不安な事が有れば、その都度、話し合いながら、やっていきましょう！」
みたいな...やり取り。
結局、最終的には、「価値感の問題」
次回から、新しいお薬を試してみることになった...
本来なら、他のお薬と併用して使う事が多いのだけれど、
とにかく、血液検査結果が芳しくないので、血液に影響を与えにくくするため、しばらくは、単体で使用。
家に着いて、彼に上記の報告をメールでした。
忙しいのは、知ってたので、暇な時間に読んでくれたら、それで良い。
スグに、返信が来て...
「前略
そうか...そうか...
ニキビ出るのは、やらなければ分からないんでしょ？
女性として、気にするのはわかる。
けど、
最悪、出たとしても、俺は全く気にしないよ⤴大好きなRIKAKOに変わりない💕
後略」
イヤイヤ...Darling...
おそらく、本気で出たら...気にしないのレベルでは、済まないのよ。
炎症が酷くなるから、紫外線はNG。
外に出る時は、長袖、手袋、帽子にマスク…。
いっその事、目出し帽にしたい心境。
ってか...家から出ないかもしれない。
デートにも行けないかもしれない。
そもそも、忙しい時に、
この話をメールでしたのが、間違い⤵
その中で、最大限に気を使った言葉をくれたのに...
いつも励まし、引き上げてくれる、彼の存在には、とても感謝しているけれど、
時には、励ましではなく、一緒に落ちて欲しい時もある...
気にしないよ！と言われても...
それは、大変だ！と言われても...
きっと、僅かな違和感は感じるだろう...
あぁー
被害妄想炸裂女だ😣
ベクティビックスについて、ネットで調べたところ...
皮膚障害ありきで、話が始まり、
参考写真では、発疹で真っ赤になってる顔。
対処療法としては、ステロイド剤を服用し、塗りまくる。
挙句の果てに、皮膚障害が出るほど、効いている証拠...だとか...
今どき、副作用が出るほど、効果が高いなんて、都市伝説が実在するのか！
今更ながら、どうするべきか...
脱毛の時のように、取り越し苦労になれば良いのだけれど、
今回ばかりは、そうなる気がしない😞
そして、家族には一言も伝えていない。
子供達には、これ以上、心配かけたくなし、
夫には、言ったところで、嫌な顔されるのが目に見える。
はぁ。
どうしよ...かなー...。
がん患者の一人として、あなたに何をお伝えすれば良いのか。
一口にがんと言いましても、千差万別、いろいろなケースがありますので、戸惑ってしまいます。私の場合は、発見された時点で手術をしました。大腸の三分の一を切り取る手術でした。
術後に抗がん剤を一ヶ月飲みました。病院の先生からは、吐き気、食欲減退、脱毛等の副作用の説明を受けましたが、なにも無く、通過しました。6年前のことです。
今は再発、転移の検査のため、毎年3ヶ月に1回、検査に通っています。うんざりするほどつらい検査も含まれますが、内診だけの検査もあります。
「あなたのことは、一生面倒を見ます。」先生の言葉は、有難いのか、悲しいものなのか、再発の不安を抱えつつ、日々を元気に過ごしております。
「ええい、ガンめ!」「来るなら来てみろ。」もしかすると、そんな居直りが良いのかもしれません。あなたなら、やれそうですし・・・・。
コメントしにくい記事にありがとうございます。
私も...予定では、onecat01さん同様、
手術で、患部を除去し、予防の抗がん剤...になるハズだったのが、
取っても...取っても、出てくる。
大腸だけなら、もう1度の手術で終わった話になってるところ...。
ホントに、個々それぞれ、違うのので、
難しいですね。
予防であれば、とっとと、抗がん剤投与は止めてると思いますが、今も尚、がん細胞が育ってる。
精神的には、負けてないつもりでしたけど、
今回、顔に出る副作用と聞き、
現実を突きつけられた感じです。
顔はでキツイ⤵
それでも、治るのであれば兎も角、
顔はぐちゃぐちゃ、治りもしない...のであればと、考えてしまいます。
そんな副作用は、治療なんだから、我慢しないと！は...違う気がするんですよ。
心のモチベーションが保てなくなる治療なら、どうしようかな...と悩む。
onecat01さん、ありがとうございます。
もう少し、考えてみます。。。
物凄く悩んでしまいますよね。
新しい抗がん剤で「デメリットしかないなら勧めません」って
主治医が仰っていられるなら治療にはメリットがあるという事でしょ。
副作用の見た目はデメリットで大いに気になるところでしょうけど。
ここは主治医の今後のサポートを含めてお断りする理由は無いと思います。
あくまでも経験のない自分だったらと置き換えて思ったことなので、
大変、僭越なことと思いましたが・・・
・
今は 彼の胸に飛び込むのが良いのでは。
僭越だなんて、とんでもないです。
なんとなく、嫌な予感はしてました。
ガンの診断を受けた時と一緒の感覚。
現実逃避しても、彼に泣きついても、
向き合わなければならない事には変わりなく...
グズグズしてる間に、次の治療日が直ぐにやって来る...。
有効性と言っても、効く人は、ホンの数％。
それでも、止めきれないのだから、決めきれない。
情けない限りです。
顔全面に発疹が出来たら、彼に会いにも行きたくない。
でも、
このまま、ズルズルやってしまうんだろうなっ。怖いです。