秘密…

ヒミツノコト

「く」の字のお手当

2018年08月31日 06時36分42秒 | diary
先日、Darlingと、ゆっくりゆっくり...
まったりとした時を過ごしてきた。

普段なら、一緒に居る時、
なかなか時間が勿体なくて、
Darlingを寝かせて上げても、私は
のんびりお昼寝とか出来ない性分なに...
腕の中で約2時間も熟睡。
でも、今回は、
(シマッタ!つい寝てしまったー!)
の感覚は無く、気持ち良く、満たされた感じ。


色々と、話をしながら、
私が、ベットで寝返りを打つ度に
肝臓を押さえながら、(うー⤵️)とか言うのを見逃さないDarling。

ずーっと、肝臓部分に手を当てて、
文字通り(お手当)をしてくれた。
冷たかった身体が、温かくなる。
気持ちが良いです。

なんだか、手術をした後みたい。
情けない。。

そう言えば、手術後も鏡に移る裸の私は
体が「く」の字に曲がっていた。
今もそんな感じになってきた。

自分から見て左側のウエストは、それなりにクビレが有るのに、
右側...肝臓側は腫れている。
結果、真っ直ぐ立っているのに、くの字に曲がって見える。



思う様に身体が動かず、少々気弱になっていた為か、
お手当をされながら、目をつぶっていたら、迂闊にも
スーッと涙が流れてしまった。

Darlingは、涙を吸い取りながら、
「大丈夫だよ。」と。

今まで、何時か繰り返している場面。

でも、
そんな事されたら、もう止まらない。
ドンドン涙が溢れてくる。

泣くつもりは無かったのに、涙を知られてしまったので、Darlingに、

...お願いがあります。と言った。

「なに?」

...色んな計画を立てていたけど、もし、その道半ばで、終わってしまったら、
子供達のこと、お願いしていい?

「そんなことは、心配しなくて良いから。RIKAKOの状態は関係なく
当然、そのつもりでいるよ。
必ずみんな、身の立つように力になるから。」


普通なら、
子供達の事を見守って欲しい。
こんなお願いをDarlingにするのは、筋違いなのは、承知の話。
でも、常日頃、そんな話もしてくれていたし、
もう一度、ちゃんとお願いしておきたかった。


私利私欲を取り除けば(笑)
願うは子供達の事のみ。

残念ながら、実の父は...子供達が信頼していない。
人生の先輩として、話を聞きたい、話をしたいのは、
父よりDarlingである事は、ここ数年で証明されてしまっている。
まぁ、上二人は、父親とも深く関わることなく、適当に上手く受け流し、
付き合えるだろうとは思うけど。



まだ、子供達を簡単に託す気は毛頭なく😅
もう少し、顔晴るもんね⤴️


Darlingと別れ、帰りついた頃メールの着信。
「今日のRIKAKOの涙の意味も、お願いも、しっかり受け止めているから、安心していいよ。
でも、俺達の付き合いは、ずっとずっと、
今まで通り、続くんだからね!」と。

そうね!
まだ終わらない。終わらせない。



そして、通院日がやってきた。
血液検査の結果は...

次回に。

エンディングノートを書く時期。

2018年08月28日 07時59分31秒 | diary
最近は...8月中旬頃から、
疲れ方が尋常ではない気がする。
直ぐにヘタる。
出来れば座りたい。

そして、肝臓が痛い。
激しい痛みでは無いけれど、
右脇腹ウエストの上辺りまで、パンと張っていて...
右下を向いて寝るのが、今までに増して苦痛。

深呼吸すると、肝臓に痛みが走る。
なので、アクビや咳、クシャミなど、
息を大きく吸ったり、お腹に力を入れるのがキツくなり始めた。
常にダルい。

徐々に...と言うより、
急激に衰え始めた気がする。


CTを撮っていないので、直感なのだけど、
肝臓内の腫瘍が大きく大きくなったのでしょう。


「今年の年末も気をつけて!」

(見える方)に言われた言葉が脳裏をよぎる。




エンディングノートを書く時期が来たんだね。

まだ、簡単に最期を迎えるつもりはないものの、
書いておこう!と思った時が書き時かな。


通販サイトで、探してみた。
色々種類があるものの、ピンとくる物が無い。
一つだけいい感じ⤴️と思ったものは、
入荷待ちとやらで、再販するのかどうかも謎。

別に(エンディングノート)じゃ無ければならない事はないのだけれど、
何事も形から入るもので(笑)

そこで、大手書店へ行ってみた。

10種類程度が並んであって...
どれにしようか...

自分史的なものや、資産を管理するもの、個々の目的により、若干内容が変わる。


私個人の、
不動産、保険、金融資産などは、
数行有れば事足りるし💦
自分史なんて語りたくない(笑)

私が逝った後、子供達が困らない様に、
お葬式や埋葬に関する方法や費用、
どこにどう連絡をするかなど。
母の事。
そして、
残す人への思いを書くスペースが
より多くある物を購入してきた。

過去の自分史より、未来に向けたメッセージ。

書ける部分から、徐々に書き進めて行こうと思う。

もちろん書くのは、フリクションで(笑)
いつ何時、内容が変わっても書き直せるように

(´゚∀゚`)ヘェ


出掛けたついでに、役所に行って離婚届も貰ってきた。
元気に
「離婚届くださーい。」と言ったら、
神妙な顔で
「直ぐにご用意いたします。」と、
離婚に関する1式を2部。封筒に入れ持ってきて下さった。
そんな顔されたら困っちゃう(笑)

でもまぁ、私は全く気にならないけど、
ニコニコして持ってこられたら、
不快に感じる方もおられるでしょうね。

こちらは、しっかし普通のボールペンで!
早くに出せる様、願いを込めて。



さて...
今週、通院日なのだけれど...
主治医にこの痛みを言うべきか。

言ったところで、対処療法しかなく、
痛みを緩和させる対処療法であれば、今の病院より、ホスピス。
まだ、全然、痛み止めに手が出るレベルでは無いし...。

疲れやすいと言っても...ねぇ。
こちらは、日々、疲れを溜めないのレベルでも無い。
坂道を登り始めるると直ぐ、足が上がらず、息も上がる。
家事も一気に片付けられず
一々座る為、やたらと時間がかかる。

出来ることなら、やりたくない(笑)

でも、1日お掃除しないと、家中毛だらけになるし^._.^

この疲れやダルさ。
肝臓腫瘍のせいではなく、
(夏バテ)だと思いたいのだけれど...

まぁ、血液検査の結果を見たらわかるよね。




今は、今を出来るだけ穏やかに過ごせる様に...したいのだけど。



今日はDarlingとのおデート💕
たくさんの(イチヂク)をお土産に、お迎えに来てくれる。

今日を楽しんで来よう。

夫の大腸がんは、妻の責任。

2018年08月23日 05時58分32秒 | diary
マメに更新していれば、書くこといっぱい有ったのだけれど…

Darlingのと濃密デートとか…
長男が帰って来ての諸々とか…

嬉しかったり、楽しかったりの
お話は沢山あるものの…
既にお盆休みも終わり、日常が戻ってしまっているので、割愛💦


…って事は、つまらない話しか無くなってしまった

il||li_| ̄|○ il||li



先日、夫が職場の健康診断で引っかかり...。
健康優良男だったのに、
引っかかった項目は「便潜血反応検査」
2回のうち1回が陽性。
大腸内視鏡検査を受けることとなった。


もう、ご本人は大腸がんの気満々。


毎日、
もう俺は長くない...とか
子供達に、三男にさえ、もう俺には頼るな!とか...

面倒臭い事を、ネチネチと語る。



私的に、夫は100歳まで生きるだろうと思うし、
便潜血反応陽性=大腸がん
では無かろうし…と。


こんな事を思っているのが、態度に現れるのか、
私の心配度合いが足りないと怒り始めた。


「大腸がんで死ぬかもしれないのに、心底心配してない様だし!!!」


まぁ、仰る通り。
心配と言うのとは、ちょっと違う。
けど、困ったことになったな。とは思っている。

ってか、まだ大腸がん確定してないんですけど?


大腸がん確定してない人が、
大腸がんで死ぬかもしれない私に、
俺が大腸がんで死ぬかもしれないから心配しろ!と言う。


そして、
「俺を粗末に扱うと〇〇家一族から、袋叩きに合うぞ!」と。

それは、脅しなのかしら?
由緒正しいご立派な家なのでしょうけど、
貴方の一族から、嫌われたところで、
私、痛くも痒くもありませんけど。



そう言えば…
以前、私に対して「伝染るのか?」と言っていた。

私も余計なことを言わなきゃ良いのに💦
「もし、仮に大腸がんだったとしたら、伝染してごめんなさいネ。」
と言ってみた。


すると、
「大腸がんは伝染る分けないだろ。
大分前に冗談で言ったことを、いつまでも根に持って、シツコイ!」

言ったことは、覚えてる?っぽい。
しかし、
笑えない冗談は冗談とは言わない事を
いい歳して知らないんやね…。

「伝染るのか?」と、嫌な顔しながら言ったあの顔は、忘れない。

伝染るから!
寄るな!触るな!!近づくな!!!



極めつけは…
「長年、ママの作るメニューを文句も言わず食べ続けてるからな。
ママがガンになったのだから、俺もガンにされたかもしれない。」


…されたかもしれない…

はぁん???ふざけるなよ!!!


100%、私の作ったものしか食べてないの?
100%、大腸がんは食事が原因なの?

毎日毎晩、お酒を飲み、必ずツマミが必要で。
それ程、量は多くないとはいえ、食事とは別。
ある物、出せる物を食べる。
食事が終わった後、寝る前に、突然思い立ち、三男をスーパーに買い物に行かせ、
カップ焼きそば等を食べている。

子供達と私が、夕食をパスタや、グラタン等にする場合、
「そんなのはご飯じゃない」と、
夫だけ別メニューで、焼き魚などの和食メニューにしていた事を、
知らなかった!とは、言わせない。

「お腹空いた」と言われたタイミングで
白米を炊いてなかった時、私の玄米ご飯ならあるよと言えば、
「そんなのは、食べたくない!」と、またカップラ。

豪農ご出身の一族は、玄米ご飯なんて、お口に合わないのでしょう。
白米が無いなら、カップラの方がマシ?


それを、止めさせなかった私が悪いの?

夫が、大腸がんになったら、その責任は妻にあるの?

なら、私が大腸がんになった責任は、あなたにはないの?

例えガンだったとしても、
そもそも、いい歳した大人が病気になった責任を、誰がが取らなければならないのか?


何もかにも理不尽にしか思えないのは、
私の被害妄想なのだろうか…。



大腸内視鏡の前日、
Darlingから連絡があり、庭のイチヂク、今年初収穫をしたので、明日、持って行くよ!都合は?と。

あーーー。明日は家を空けられない
送り迎えもしなきゃだし、明日、家を空けるなんて事言ったら
何を言われるか⤵
泣く泣く、お断りをした。



そして、検査当日。
死刑宣告を受ける囚人のごとく、生気もなくフラフラしながら病院へ行き…

結果は、



「痔」




5ミリのポリープは1個切除し、病理に回したものの、
ドクターの見立てでは、99%ガン性は無いでしょう。
との事。

便潜血反応陽性の原因は、肛門奥に僅かな痔がみられ、たまたま検査の時、血が混じった。
痔の治療も必要ない程度と判明。






結局、謂れのない嫌がらせを受けただけだった。



ぢ...の為に。



(ヾ(≧皿≦;)ノ_))



鬼娘

2018年08月08日 06時42分16秒 | diary
三男が夏休み。
夏休みと言っても、ほぼ補習授業があるので、
いつもより多少遅く出て、少し早めに帰る位で、あまり変わらない日常。

しかし!!
合宿がある………のです。

次男が高校生から経験してきた合宿とは
比べ物にならない程、
ヌルイ、ヌルすぎる合宿。
三男的にも何でもない合宿。

なのに、私にとっては、
恐怖の合宿。
過去、1週間で10時間しか寝れなかった地獄の合宿より辛い……。


次男の仕事も、新卒モードから、実戦モードになり、出張も増えた為、
三男の合宿の時、次男も出張。

つまり、子供達が誰も家に居ない日が
やって来てしまう。

考えただけで倒れそう。

夫と二人きりになるなんて…。
ゾッとする。無理無理。
ストレスで心臓が止まるかもしれない。
どうしても2人だけになりたくない、大人の事情がある。
絶対に避けたい。



そんな中、ヒラメイタ✨

そうだ!宇宙人を呼ぼう⤴

私が出れないのであれば、呼ぶしかない。

そこで、妹には事情を話し、母には遊びに来ない?と誘ってみた。

夫には、勿論、妹が家を空けるので、母を預かると言う事にしてもらう。

母は、
「あらーそっちに行くの久しぶりだから、行くいく!」と乗り気。

(…決して久しぶりではございませんが)
まぁ、喜んで来てくれるのなら、それで良し。


妹は快諾。逆に申し訳ないねー!と恐縮。
(そんな!とんでもない。助かります。)

とりあえず、母が一緒にいてくれるだけで、有難い。
ちょっと、思惑より長い滞在になりそうだけど(笑)
それでも、来てくれるのなら、万々歳。
それに、少しでも、妹にもゆっくりしてもらえるかも⤴
これで、全て円満。のハズ。



それを決め、手配をして間もなく、
Darlingが、
「最近、のんびりお泊まりに連れて行けてなかったし、
お盆休み前に、ゆっくり温泉でも行こうか?RIKAKOはどこに行きたい?」と…


チ───(´-ω-`)───ン


Darling…遅い⤵⤵⤵
あと1日早く言ってくれてたら😅

こちらで、デイサービスに通う手配も済ませたし、妹も、母が居ない間に、
普段しにくかった用事を入れようとしている。

今更「その話は無かったことに…」には
出来ません💦
言えません💦💦

それに、子供達が居ない日に合わせて、私も家を空けるのでは、あからさま過ぎて、言い出しにくい😆

ここは、涙を飲むしかない。



…そして、宇宙人が飛来した…

前回の来福から、わずか1ヶ月弱。

前回、移動手段などは覚えていないものの「昨日来た」って事は理解していたのに…

今回は、
「いつ福岡に来た?」って聞くと、

「えーっと…月曜日?火曜日?
三日間、福岡のデイに通ったから…
今日何日?来たのは二日前かなー?󾌾」

…いいえ。昨日来たのですが…。

全てがデタラメ。

三日前が火曜日ではないし、
三日間、デイに通ったなら、二日前に来たハズもなく…

福岡に来たのは昨日。

そして、こちらに居る日程をどれだけ説明しても、
毎朝、夫に
「パパ。お世話になりました!今日帰りますからー󾌾」

説明しても、理解出来ない病気なのだから、
…今日じゃないよ。(何度も説明してるじゃない)
と、否定では無く、
…良ければ!もう一泊していってよ!
と、何日も言い続けるべきなんだよね。
きっと。

わずか1ヶ月で、更にパワーアップしている。


まぁ、家事がズサンなのは、いつもの事
手伝ってくれようとするのは嬉しいのだけれど…

Tシャツやポロシャツ。
その後の手間が掛からない様に、
シワを伸ばし、ハンガーに掛けて干してあるのを、
いつの間にか取り込み、
丸めてモジャくって…
(コレは方言?ぐちゃぐちゃの意)
ソファーに置いてある。

シワシワ。

コレを着れる様にするには、アイロン掛けるか、洗い直すしかない。
手伝ってくれようとする気持ちは有難いのだけれど、
ありがた迷惑なんだよね…。
せめて、洗濯物取り込もうか?とか言ってくれたら、一緒に出来るのに。

先回り先回りして、余計な事される前に
全てに手を回すのは至難の業。

余裕が無くなってくると、
少し目を離してる隙に…私が他のことをしている間に、手伝ってくれようとする気持を「有難い」と思えなくなってくる。
(ありがとう)ではなく(やられたー)って感じちゃう。
でも、何かしようとしてる時に、
止めて下さい。とは…言えない。


…お風呂のお掃除お願いして良いかしら?
と、言ったら、物凄く嫌そうな顔して
「良いよ」

終わって、こっそり見に行ったら、
擦りもしない、ただ、シャワーで流しただけ?って仕上がり。
期待はしてなかったけど…。
こっそり、バレないように、バススポンジで洗い直す。
この作業は、嫌いみたいだから、もう頼むのは止めよう。
例え、指摘したところで、自分の非は認めない。
「ちゃんとやったよー!」と言うのが目に見えるし。

しかし、掃除も含め、
非衛生的な事は目を潰れない。
雑巾も台布巾も、食器布巾も一緒。
雑巾でグラスを拭いたり、
食事布巾で床を拭くのを見ると、
その瞬間、叫びたくなるくらい嫌。

妹の所では、お願いした事しか動かないらしく、
ウチに来ると、母なりに気を使って、何かしないと!手伝わないと!の気遣いなんだろうけど…
受け入れられない。



でも、ボーッと座ってる姿を見ると、ますますボケそうで💦
本を読んでも読んでるふり。活字を目で見てるだけ。内容は一切入らない。
テレビを見てても、何を見ても風景にしかなっていない様子。

ボーッとされてる姿を見てるのが耐えられない⤵

ほんの今しがた伝えた事が、数分もしないうちに、記憶から跡形もなくなり、
えっ?なんで??の状態になるなが、
どーにもこーにも、ボディブローの様なストレスになる。

そのくせ、
何を言っても、言い訳や、話をそらす事にだけは、長けているし。




自分の都合で呼んでおいて、善意に文句を言うんだから…
(いや。言わない。思うだけ。)
酷い娘だ⤵⤵⤵
鬼娘だ⤵⤵⤵


そんな時、水分を一日に1.5リットル~飲むだけで、認知症が約半年で改善したと言うテレビ番組をみた!
コレは朗報⤴⤴

お水飲むだけで改善出来るのなら、
副作用もないし、お手軽✨
ダメ元でも試してみる価値はある。

その番組を一緒に見ていたので、
コレなら出来る!と母も乗り気。

さっそく、母用の2リットルのボトルを用意し、飲んでもらう事にした。

ところが翌朝、一杯のお水をさしだし、
「今日からお水、1.5リットル以上飲めるように顔張ろうねー!」と言っても、
お返事がない󾍁

お薬を飲む際、コップ一杯の水を渡しても、半分も飲まず、そのまま捨てられた…。

("⊙Д⊙")えっ!!

あっ…そうか。
覚えてないんだ。困ったなぁ。

「私は良くお水は飲む方なんで、そんな渡されなくても、飲む時は飲んでるから、大丈夫。」

お水を飲む重要さを何度も言い聞かせ、
とりあえず、この1杯は飲もうね!と
毎回、渡した分は、なんとか飲んでもらうけれど、
母の自主性に任せてしまったら、
1.5リットルなんて、絶対飲んでくれない。
よく水を飲んでいると言っても、それは母の基準であり、全く足りない。



お願いだから協力してよ!
自分のことでしょう?
認知症の人より、周りが大変なんだから!こんな事で改善するなら、万々歳じゃない!

と、喉まで出かかるのを、グビっと飲み込み、
認知症だということを、認知していない人に怒っても、負の感情をあたえるだけ!
と、どこかで見聞きした情報で感情に蓋をする。


覚えてないのだから、無いのと同じ。
全く身に覚えのない事で責め立てられたりしたら、冤罪容疑をかけられた人と一緒。

覚えてなければ無。
言っても聞かせても無。
「何度言っても」は通用しない。

知識としては理解してるのに、
心の理解がいつまでも伴わない私。
ゴメンね。お母さん。



これから、益々認知症が進んだ時…

ご飯食べてないよ!と言われたら、
…そうねぇ。と同意し、小さなおにぎりでも、食べてもらおう。

いつも捜し物をしているので、もっと酷くなったら、
一緒に探して、先に見つけても、母が見つけてられる様に誘導し、納得させて上げなければならない。

見えないものが見え始めたら、頭から否定せず、守って上げる。もしくは、臨機応変に合理的な納得出来る答えを上げなければならない。

徘徊し始めたら、ご一緒しましょうね!と、ある程度気の済むまで付き合う。


介護する側との精神的耐久レース。


そうならない為、そうなるのを少しでも遅くする為、
もし、水を飲むことで、万が一改善する見込みがあるのであれば…
どうしても協力してもらいたい。



幼児を育てるのと一緒だけど、
大きく違うのは、
子供は、日に日に成長し「出来る」が増えてくる。
しかし、認知症は、日に日に後退、衰退
「出来ない」が増えてくる。
亡くなるまで続く耐久レース。

日々?時間で?リセット。
もの忘れによる、不都合や、自己嫌悪の時は既に過ぎ、本人は気にもしないのでしょう。

でもねぇ。

なんとかして、水分取ってもらって、
認知症脱出だ!



って事で、救世主はお帰りになる。
少々手がかり、精神的ダメージは受けたとはいえ、居てくれた事は、
感謝。感謝。
お陰様で夫と2人になる事はなかったのだから、それを思えば、
母と過ごすストレスの方がいい。

大きい大きいストレスを、大きいストレスでやり過ごした。


Darlingとお泊まりは、お盆明けへと
延期にしてもらい、
明日はいつもの鉄板デートの約策をしたので、
とびっきりの一日を過ごして来よう。

私のストレスもリセット。