ねここと桶屋のきもち(休載中)

元気でやっていますが、製菓製パンへの興味関心が薄らぎ中…。
時間ができたらまた更新します!

はじめてのおきなわ(4)

2006-07-19 23:43:43 | CHAOSな桶屋
ども。桶屋です。

連荘です。沖縄に滞在して2.5週間がたちました。毎日異常に暑い日が続いていますが、だんだん慣れてきました。

前回に引き続き、沖縄の人の行動様式の話です。今回は沖縄の飲み会についてです。

沖縄は物理的には夜は短いです。8時前でもうっすら明るいです。これは以前にも書きました。下手すると10時ぐらいでもこっちでは宵の口ぐらいの意識です。もし、人間の意識として、「日が落ちてn時間が飲み会とかで遅くなってもOKな時刻」というのがあるとしたら…沖縄の飲み会が長いのはここに起因しているのかもしれません。とか嘘臭い憶測しましたけど、ぶっちゃけ「終電」という概念がないからなんですけどね。

そんなわけで、沖縄では飲み会は一次会が18時半ぐらいから22~24時(気が済む)まで。二次会がそれ以降。水曜日のような平日でもこの法則はあんまりかわりません。確実に明日を見ないスケジュールです。ですが、二日酔ってる人はいません。それはこっちでの飲み会の中身が関係してます。

とりあえず、会場に着いた人から三々五々飲み始めます。上司を待ったり、全員がそろうまで待ったりしません。これがあたりまえ。20人の飲み会だったら、5人集まれば飲み始めます。別に失礼にあたったりしないそうです。沖縄では先に着いた人が飲んでないと後から来た人が軽く怒るぐらいです。正直、向こうではちょっと考えられない感じですよね。俺はすごくびっくりしました。

ある程度人がそろうと、改めて乾杯します。それからはひたすら食べます。ひたすらおしゃべりします。延々と食べながら、自分のペースでちびちびお酒(主に泡盛)を飲むながらまったりとおしゃべりするのが基本。よくある会社の飲み会みたいに一気飲みをさせたり、無理矢理他人に酒をついで飲ませたりというのは皆無です。そのまままったりと夜が更けていき、気が付いたらこんな時間…って感じです。

こうやってまったりちびちびやることもあって、酷い二日酔いになることもないようです。また、一般的に言われることだけど、泡盛ってダメージが体にさほど残らないです。俺は酒が弱いって話を前述したけど、どれぐらい弱いかっていうと、ビールをジョッキで2本飲めば、数時間後にふくらはぎが酷い筋肉痛になります。筋肉痛とアルコールの因果関係はなんとなくわかるようでよくわかりませんが、googleで調べると同じ悩みの人は結構いるようです。その俺が、一杯目ビール、二杯目以降泡盛ロックでちびちびやって―泡盛だけで計3杯ぐらいは飲んだ気がするんですが―筋肉痛ゼロ。眠くはなりますけどね。おこちゃまなんで。

俺は飲み会はあんまり好きじゃないほうです。会社の20人以上の大人数飲み会って、いかに上司や先輩に気を配るかが大事で、いわゆるコネクションを作るための場だから、あんまり料理を食べる暇もないんですよ。俺、酒弱いから料理ぐらいしか楽しめるものないのに。だけど、沖縄の飲み会はいーね。お腹一杯料理食べて、自分のペースでまったりできます。お酒を無理強いする人もいないし。こんな居心地のいい大人数飲み会は初体験でした。

もちろん、俺はもともと一人遊びが好きだし、お金の関係もあるので、進んで行く気はないですけど。呼ばれても欝にならなくて済みそうなのはイイです。