としちゃん&VTR250

のんびり、ドキドキ、ブランク10年のリターンライダーの日記

札幌スキー旅行 2001年

2018-10-23 21:00:00 | 旅行
札幌スキー旅行の日記

2001年 1月 札幌スキー旅行の日記

1月26日 金曜日 晴れ

 16時羽田発千歳行きの全日空で札幌へ行く。
全国どこへでも片道1万円、というバーゲンチケットと、ワンモアサービスでホテルを利用するため、普段は1泊1万5千円から、というホテルの宿泊代も、朝食付きで1泊7千円になり、貧乏な私にとってはとても有難い旅行になる。飛行機では久し振りに2階席になる。

 札幌駅から徒歩3分のセンチュリーロイヤルホテルへ向かうが、取りあえず駅の南口に出る。駅前通りのイルミネーションが美しい。雪が残る道路を少し歩き、最後に横断歩道を渡る。

とても滑り易いので注意して歩くが、それにも関わらず「あっ!あっ!あっ!!」と3回滑りかけてそのまま尻餅をつく。尻餅をついた直後の感想は「何故全然痛くないんだろう。」だった。濡れたのは右のお尻部分だけなので、右のお尻のクッションの良さで痛くなかったのだと納得する。太っていて良かったのかな。(笑)

慌てて起き上がったので気付かなかったが、後で気付いたことには、横断歩道上に500mlのコーヒーの入ったペットボトルを落として来てしまった。でも、もう取りに帰ることはしなかった。

ホテルにチェックインし(13階の部屋)荷物を置いてすぐに出掛けることにする。もう転びたくないので、駅までの地下道へ続く道を教えて貰う。このホテルは駅からコンコースで繋がっていて便利なのである。(最初から地下道を使えば良かった。)

 地下街の靴屋で両親から頼まれていた靴の裏に貼るタイプの滑り止めを買う。そして金沢の笹寿司を買ってホテルに帰って部屋で食べる。これが今日の晩御飯になる。来る時の飛行機の中でサンドイッチを食べていたので、軽く済ませたかったから。
でも、後で夜中に空腹になり、母親から預かっていたもぐちゃんへのお土産のチョコレートを開けて、3個食べることになる。(爆)

話は戻るが、買い物を終えてホテルに戻る時に靴が壊れているのに気が付く。
この靴は10年前に買ったもので、古いし靴底はつるつる滑るし危ないので、さっき滑り止めを買った店に行き、セールで3千円で売られている雪道用の靴(裏に金属のスパイクが付いているもの)を買う。

お店の若いおにいさんはジャニーズ系のハンサムボーイで、しかもとても感じが良いのですぐにファンになる。
「もう1足、私のサイズの靴が残っているなあ。」と思いながら店を出る。この残っていた靴は28日にまた買うことになる。今年は横浜もよく雪が降るし、スキー旅行用にしてもいいなあ、と思うから。軽くて滑らなくて見た目は普通でとても良い靴である。

 ホテルのお風呂にはテレビがついていて、とても便利だ。今まではお風呂にテレビなんて要らないよ~と思っていたが、有ればとても有難いものだということが分かる。

モーニングコールを午前6時にセットして午後11時前にベッドに入る。しかし、普段の生活と同じで、早い時間にはなかなか眠れず、結局午前3時まで眠ることが出来なかった。でも、明日の天気予報は晴れ後曇り、これは是非朝1番にスキー場に行かなくては!

1月27日 土曜日 晴れ、午後曇り時々雪がちらちら

 睡眠時間3時間でモーニングコールに起こして貰って、6時半からの朝食に19階の和食レストランへ行く。レストランは1番乗り♪ 
夜が明けるのが窓から見られて嬉しい。和食の朝食は何とか全部食べたが、あまり好きではないおかずが有るので、和食の朝食は今日だけにしようと思う。

 札幌駅7時58分発の手稲駅行きのJRに乗り(所要時間15分)手稲駅から8時19分発テイネハイランドスキー場行きの路線バスに乗る。30分弱でスキー場に到着し、宅配便で送っていたスキーやブーツを受け取って準備をする。

土曜日のリフト運行開始の9時半まですこしのんびりして、運行と同時にリフトに乗って山頂へ。山頂からは石狩湾から札幌の街までくっきりとよく見える。最高のスキー日和だ。

 ゲレンデはまだ圧雪車の跡が少し残る位、人が滑っていなくてとても嬉しい。
1本目はダイビングの時と同様にドキドキしていたが、雪が良いおかげで抵抗なく滑ることが出来てほっとする。

お昼前のこと、上級者ゲレンデの合流地点に止まっている人が沢山居るので、私も止まって様子を見ていたら、突然胸のポケットに入れておいた携帯電話が鳴り始める。それはスキーセンターで正午に待ち合わせていたもぐちゃんからのものだった。飛行機の予定到着時刻よりも早い時間の電車に乗ることが出来て、予定より30分早く着いたらしい。その携帯を受けてからすぐにスキーセンターへ下りる。

 カフェテリアでお昼御飯を食べる。私はいくら丼セット1200円を頼む。漬物や白味噌仕立ての私向きの美味しい味噌汁が付いていて、とても満足する。これは最終日のお昼にまた頼むことになる。

休憩の後、午後5時までスキーを楽しむ。
帰りはスキーやブーツをスキー場に預けて、来た時と同じく路線バスとJRでホテルへ帰る。

路線バスでは左側の最前列に席を取る。この日は滅多に無い位の夜景が綺麗に見える日で、前の座席に座って良かったな~と思う。元々私は事情が許す限り、この席に座るのである。28、29日も帰りはこの席に座ることが出来た。夜景が綺麗に見えたのは初日だけだったが。

 今日は夜景がくっきり綺麗に見える日なので、夕食はホテルの最上階23階の展望レストランで取ることにする。このレストランは1時間で丁度360度回転するレストランで、私達はゆっくり食事を楽しんでぴったり1時間で食べ終える。

このホテルでは札幌地ビールを作っていてお酒はその地ビールを頼んだ。
ビールは中ジョッキ1杯しか飲まなかったが、昨日の睡眠時間が3時間と短いことと、スキーで心地よい疲れを感じていたことで、入浴後はすんなりと眠ることが出来た。

1月28日 日曜日 曇り時々雪

 今日も6時に起床して6時半から朝食を取る。今日は2階のレストランでの洋食バイキングである。コーヒーも有るし、やはりこちらの方が良いかな。明日も同じくここで食事を取ることにする。

昨日と同じ時間にホテルを出て、JR、路線バスを使ってスキー場へ行く。路線バスの中は子供達でいっぱいだ。この路線バスは学校が休みの日と日曜日、祝日に関しては、とても便数が多いのだが、平日になるとぐっとその数は減る。昨日も今日も便が多い日なので、ラッキーだ。

 日曜日はリフトが8時半から運行するので、到着して、預けていたスキーを受け取って、9時から滑ることになる。

リフト乗り場で仕事をするハンサムな若者を見つける。黒くて真っ直ぐな長い髪を後ろでひとつに束ねている。髪の長さは腰まで有るだろうか、女性でもあまり居ない位の長さである。名札を見たら、これまた姓も名も珍しいものですぐに覚えてしまった。来年来ても同じ髪形でいてくれるかな。

 このスキー場は私が10年前にスキーを始めた所で、その当時2年間は会員になってよく出掛けていた。1年目は70日、2年目は50日通ったのである。「もう1年居たら、上級者になれたかも。」と札幌を去ることがとても残念だったことを覚えている。

スキー場で働く人達に当時から「毎日よく頑張るね~♪」と声を掛けられていたのだが、今回もひとり覚えていてくれた人が居て、話し掛けて来てくれた。10年前と殆ど変わらないおじさんである。他にも10年前から変わらず働いている人を見かけると何となく嬉しくなる。

 昔は無かったボーダーのためのハーフパイプやジャンプ台が出来ていて、上手にジャンプする姿を楽しく見ることが出来る。ジャンプ台の方はスキーヤーも使っていて、モーグルのジャンプの様に回転したりとそれぞれが楽しんでいる。

スノーボードが出始めの頃はまだまだみんな下手なので事故が起こることも多かったが、今ではスキーヤーと変わらない位レベルアップしていてほっとする。

 しかし、スキー人口が減ったことや、スキー場が増えたことなどが原因だと思うが、テイネハイランドスキー場でもオリンピックハウスや研修センターが閉まっていたりして、少し寂しい。ゲレンデにホテルが無いことも不便に思う。

 お昼御飯はレストランが混んでいて並ぶのが面倒なので、あまり並ばなくても買える「肉まん、あんまん、ホットミルク」を頼む。ホットミルクが甘くて美味しい。もぐちゃんは頑張って並んで味噌ラーメンを食べたが、聞いてみると、とても美味しいラーメンだった様だ。
お昼を食べて、午後4時半まで滑る。

 ホテルへの帰りに札幌駅で明日の新千歳空港行きのJRの指定券付き乗車券を買う。指定券は300円と安い。

そして、また靴屋に寄って同じ靴を買う。あのハンサムな若者は今日は居なくてお店の御主人らしき年配の男の人が居た。
御主人は私の履いている靴が同じものだとすぐに気付いた様だ。
「軽くて滑らなくて気に入ったのでまた買いに来ました。」と言うと、「そして安いからでしょ。」と言われた。(爆)言われてみれば、そうだと思う。(笑)

 夕食は2階のレストランでタラバガニなど食べ放題バイキング3800円を食べる。地ビール3種類セット600円もなかなか良い。ひとつだけ 飲んだ後にくさみが残るものが有った。

タラバガニはそうでも無かったのだが、他の料理が兎に角美味しくて、おかわりして沢山食べる。やっぱり美味しい料理は嬉しい。タラバガニを食べる時にハサミを使っていて、カニのとげで指を少し切ってしまった。なんて不器用なのだろう。

 部屋に戻って「あるある大事典」(テーマはプレッシャー)を見ながらお風呂に入る。私はプレッシャーに特別弱い方なので、かなり真剣に見る。取りあえず「鼻で息をすること。」というのは覚えたので守れそうだ。
今日もぐっすり眠る。

1月29日 月曜日 晴れ

 朝から晴れる。しかし、今日は時折強い風が吹いて、顔が寒いというより痛い。風の強さによって滑るゲレンデを変えながら、午前10時から午後3時まで滑る。

初日でも満足していたのだが、やはり日数を重ねると段々滑り方を思い出して来て、初日より少しうまくなる。札幌に住んでいれば、「毎日午前中だけスキーをして午後から仕事に行く。」というとても健康的な生活が送れるのになあ、と思う。

 今日は平日で、スキー学習の高校生が沢山来ている。札幌の学校ではスキーが学校行事に入っているが、その回数は少なくて、高校生の女の子など見ているとあまり上手では無い子が沢山いる。でもみんな楽しそうで「きゃ~きゃ~!!」と叫びながら滑っている。

ちょっと急な斜面を「きゃ~!!」と言いながらボーゲンで思い切り直滑降していた女の子は、ちょっと左へ向いた拍子に雪の崖をそのまま飛んで落ちて行った。(爆)崖と言っても、その下はまた違うゲレンデだし、丁度木の無い所だったので、怪我をする所ではないのだが、やはりびっくりする。

他の友達もレベルは大体同じ位で、後でこの女の子達を上級者コースで見かけたのだが、こぶの急斜面をこわごわ後傾の姿勢になってボーゲンで下りていた。ちょっと可哀想だった。でも沢山転んだとしても、きっと後では良い思い出になるのだろう。

 スキーを終えて、スキーの雪を落として宅配便で送る手続きをして、午後4時3分発の路線バスで手稲駅へ向かう。
JRは平日ということも有って混んでいたが、指定券を持っているので座ることが出来る。指定席は座席も新しくてゆったりしていて快適である。

 空港に着いてチェックインの手続きをしてから、「もう1度ラーメンが食べたい。」というもぐちゃんのリクエストに応えて「青龍」というラーメン屋さんに入る。

私は味噌ラーメンを食べる。普通の味だった。店はとても混んでいるし、待っているお客さんも居るので、食べ終えるとすぐに店を出る。

もぐちゃんは18時10分の飛行機なので、一足先に出ていた。
私は19時35分発の飛行機なので、出発の時間まで喫茶店に入って生チョコレート4粒とコーヒーのセットで時間を潰す。

ここでコーヒーを2杯、飛行機の中で1杯飲んだため、帰りは飛行機でもバスでも全然眠くならなかった。飛行機の中では全日空寄席の桂文珍さんの「老婆の休日」を声を出さない様に我慢しながら心の中で大笑いをする。帰りの座席は1階席の前から4番目だった。

飛行機は少し遅れるが、羽田からの高速バスにはすんなり乗れたし(23分で横浜駅に到着する)、22時1分の路線バスにも充分間に合って23時前には帰宅することが出来た。

 横浜の夜景はとても綺麗で高速バスで補助席の最前列に座っていた私は、とてもよく見ることが出来た。

驚いたことには、湾岸線の路肩には土曜日に降ったらしい雪がまだ残っている。市内も路肩や歩道などまだまだ雪が残っていて、土曜日の雪がいかに多かったかがよく分かる。自宅近くも道路の脇には所々残っていたが、歩いたり車に乗るには問題が無さそうだったので、少し安心する。

最低1年に1回はしたいスキーだが、まだ1月が終わる所だし、またスキーに行きたいな、と思う。
(翌日の30日に、増えていることを覚悟して体重計に乗るが、減ってもいないが全然増えてもいなかった。あんなに食べたのに、と驚く。運動すれば沢山食べても太らないのだなあ。またスキーに行きたいな♪)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿