FRPに出来ること。

FRPでバイクのカスタムを色々やって見る感じで。

V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。43

2008-06-27 | Weblog


製品をフィッティングして車両に仮合わせしてみました。




タンクカバーは乗せてあるだけです。ステーはこれから作ります。






後ろから。
シングルシートはノーマルのVMAXにも付きます。サイドカバーもセットになりますけどね。






ヘッドランプ周りが間延びしているのですが、これはヘッドランプを黒に塗装してハンドルをトップブリッジ下に移動すれば解決すると思います。
それよりメーター類の処理をどうするかが問題です。







サイドダミーダクトカバーは純正と同じ取り付けです。これもノーマルのVMAXにも付きます。後でアルミネットを裏から当てて完成です。






適当なテールランプを仮合わせしてみました。






下側は開いたままです。




V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。40

2008-06-22 | Weblog


タンクカバーの製品を積層します。





完全に硬化しているのを確認して作業に掛かります。





いつものようにマットを並べてから樹脂を塗っていきます。
樹脂と硬化剤の割合は容積比じゃなくて重量比で計算するのが正確です。





脱泡できました。残りの型も同じように積層していきます。





ゲル化したらナイフカットをして型を組み合わせ接着します。
強度的に不安な箇所はこの時に裏からバックアップを打ちます。

V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。39

2008-06-22 | Weblog


離型処理が出来たら製品用ゲルコートを塗装します。今回は試作のフィッティング用なので普通のFRPで製作します。





分割型でも組めるところは一度に組んで張ります。カーボンだとバラバラに張って最後に接着すると云う方法もあります。





型の形状が複雑で組んだ常態で塗装できない場合は別々で塗装します。






ゲルコートが固まらない間に型を組み合わせます。





これで大きいパーツはほぼ終わりです。




V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。38

2008-06-22 | Weblog


この型はカーボンも生産できるようにバフで表面処理をします。
カーボンを作らないならこの作業は必要ありません。





右側が処理前、左側が処理後です。数種類のコンパウンドとバフを使って仕上げます。テクニックうんぬん云うよりは道具の選び方でほとんど決まります。3Mのマニュアル通りすれば誰でも出来ます。





バフが出来たら離型処理をします。

V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。36

2008-06-22 | Weblog


生産型を積層して放置してあったのを脱型します。





これはFフェンダーですが後で変形しそうな形状なので淵に補強を入れてあります。






脱型しました。このままだと製品を作る時作業しにくいので、型が安定するような足を追加します。





サイドダミーダクトです。この型は分割型なので位置あわせが出来るように、ピン穴を開けてから脱型します。





穴の間隔は適当でいいです。





ダクトが二重なのでかなり複雑な部類に入ります。




ハイフローエアダクトを作ってみた。 2

2008-06-18 | Weblog


質問にお答えします。作業場は事務所の下で家とは別に借りています。
さすがに自宅では無理です。w

ハイフローエアダクトの続きです。





生産型が出来たので製品を貼りました。






製品はダクトと云うことで空気がなだらかに流れるように両面ゲル面にしました。






カットしてフィッティングしました。ノーマル比30パーセント大口径になっています。取り付けははOリングを使って固定します。
これから車体に取り付けてテストします。どう変わるか楽しみです。