FRPに出来ること。

FRPでバイクのカスタムを色々やって見る感じで。

V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。62

2008-09-30 | Weblog


今回はWPのFスプリングを組んでみました。部品自体はリアと同時に購入したのですが、取り付けは最後になってしまいました。






ネットの情報では硬いと云う噂ですが、リアとの相性は良いみたいので試した見たいと思います。






Fスプリングを組み込むに当たって、多少のモデファイをしました。
スプリングをバフを当てて磨きました。これは加工途中ですが240番から始めて最終は1000番までペーパーを当てて、コンパウンド数種類使って仕上げます。本当はフォーク内部全てを鏡面にするのが理想ですが、今回はスプリングとオイルロックピースだけ加工しました。






オイルシールはアリート社製のを使います。このシールは素材にXNBRを使用していて耐久性が純正の三倍と云うのがうたい文句です。






この状態でフォークキャップやフォーク底部のボルトを緩めます。底部のボルトはエアー式のインパクトレンチを使うと特殊工具を使わなくても抜けます。






写真を撮り忘れたのでいきなり完成です。w
外観上の違いは横に張ったステッカーのみです。オイル等は付属の10番を指定通りに入れました。フロントを組むついでにカーボンフェンダーに変更しました。後部はカーボン地を残してクリア仕上げにしました。






組んだ感じはフロントが1Gで沈まなくなりました。その結果フロントが伸びてハーディ=デイトナのイメージに近くなったと思います。乗り心地はとても良くなりました。硬いと云う感じはなくむしろ低速から良く動くし、僕的にはちょうどいいです。フルブレーキを掛けても底付きしないし、何の不安もなくなりました。そうすると今度はタイヤが気になりだしました。どうせ変えるならFR同時にしたいので、あとはRホイールの加工が上がって来るのを待つのみです。





V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。60

2008-09-23 | Weblog


その他変更したことを書きます。





ラジアルマウントのブレンボはエアブリ-ダーが無いので、エアブリーダー付きのバンジョウボルトを使う必要があります。
しかし、これが曲者でエアーが全然抜けません。通常はコンプレッサーで不圧を発生させてエアーを抜く道具を使うのですが、このタイプのキャリパーではホース内までしか抜けません。結局手で二時間掛けて抜きました。






エアプレーンを鏡面加工しました。表面はアルマイト処理だったので230番から始めて外周は1500番まで、内側は2000番までペーパーを当てて最後はピカールで仕上げました。






マフラーがステンレス特有の黄ばみが出ていたのでバフで仕上げました。
コンパウンド入りの専用のコンパウンドが数千円でありますが、もっと安価で凄い効き目のものがあります。
それはトイレ洗剤のサンポールです。これを固めのスポンジに含ませてこすると見る見る汚れが取れます。そのあと数種類のコンパウンドを使って仕上げます。






取りあえず完成です。





V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。59

2008-09-23 | Weblog


メーターが付いたら次はウインカーです。想像していたのですが思った通り、どこに付けてもウインカーがしっくりきません。
そこで基本的に隠す方向で作ってみました。
道路交通法によると
[方向指示器の中心を通り自動車の進行方向に直交する水平線を含む上方15度の平面及び下方15度の平面並びに方向指示器の中心を含む、自動車の進行方向に平行な鉛直面より方向指示器の内側方向5度の平面及び方向指示器の外側方向45度の平面により囲まれる範囲及び方向指示器の中心を含む、自動車の進行方向に平行な鉛直面より方向指示器の内側方向5度の平面及び方向指示器の外側方向60度の平面により囲まれる範囲]
とあり要は正面と後ろと斜めから確認出来れば問題ないわけです。それを踏まえて考えていきます。






車用のサイドウインカーを流用してみました。バルブのW数は上げてあります。






点灯させてみました。今回は見送りですが下側にアクリルの板を追加してもっと認識性を上げたいです。






フロントはダクトの内側にステーを追加して社外のウインカーを取り付けました。
ダクトの幅があるのでまったく問題ありません。次はLEDでダクト全面が光るようなウインカーを作る予定です。





V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。58

2008-09-23 | Weblog


最後まで迷いに迷ったメーターの取り付けです。






メーターは汎用のデジタルメーターにしました。色々試したのですが大きいメーターはまったく合わないです。






回路図とメーターの配線図と見比べて、ボルトオンの専用ハーネスを作りました。






ハーネスを仮組みして動作チェックをします。







取り付け台は1センチ厚のカーボン板を切り出して作りました。






メインスイッチを切ると時計に変わります。

V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。57

2008-09-23 | Weblog


シートが出来上がってきたので早速取り付けて見ました。






ほぼ、イメージ通りに仕上がりました。シートベース自体の強度が若干足らないような感じなので、これはファイバーの厚みを増すことで改善できると思います。






突貫で張って貰ったので弛みが出来てしまいました。






生地は俗にカーボン調と云われるもので元々は医療用に使われていたものです。この生地は厚みが結構あるので、この形状のシートには不向きな生地だったのですが最近薄手の生地が新しく出たので早速使ってみました。よく伸びるし滑らない感じも上々です。

V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。56

2008-09-19 | Weblog


仮組み続きです。





純正のヘッドライトは暗いのでベーツタイプの新品に交換しました。
ノーマルのままでは光軸が狂いやすいのでスプリングを仕込んで、ドライバー1本で調整できるように改造しています。






前から見たらこんな感じです。多分ライトカウルが邪魔になって多少は暗くなると思うのですが、HIDも追加するつもりなので何とかなると思います。






アンダーカウルも綺麗に付きました。






後ろから。この後リアインナーフェンダーとナンバーベースが付きます。
あとはウインカー取り付けとメーターの取り付けとシート台が残っていますが、あと二日ほどで完成予定です。

21日に大阪の舞洲スポーツアイランドで行なわれるWindy 2008のカスタムコンテストに出す予定なので近場の人で興味ある人は見に来てください。


V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。55

2008-09-19 | Weblog


お待たせしました。塗装が出来上がってきたので取りあえず、仮組みしてみました。






アンダーカウルとニーグリッププレートとダミーダクトは6分のつや消しでその他はベンツ用のブラックをベースに色違いのメタリック数種類を加えた物で塗装しました。






外装変更にともない、ハンドルも純正のパイプハンドルからセパレートハンドルに変更しました。ファークを5センチ突き出してトップブリッジの上に付けています。なお、セパレートハンドルは他車種の純正を改造しました。





ブレーキ、クラッチマスターシリンダーともに、XJR1300用の新古品に交換しました。最近は新車からいきなりブレーキを変更される方が多いので助かります。wメーターはまだ取り付けていません。





V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。54

2008-09-19 | Weblog


今回は塗装が出来るまでに車体側の加工を済ませたいと思います。
V-MAXは普通の乗り方をしていても、渋滞等に巻き込まれると水温が急劇に上がってオーバーヒートします。根本的な解決方法はラジエターを大容量のものに変更するしかないのですが、それまでに効果のある方法をいくつか試して置きたいと思います。






定番中の定番で電動ファンのスイッチの作動温度をを105度から98度に変更するスイッチです。9Rの物が定番なのですが今回はたまたま手元にあったマジェスティー125用のスイッチを流用します。






ラジエターキャップの真下に付いているのが温度スイッチです。これと交換するだけの完全にボルトオンです。
クーラントを抜く必要があるのでついでに、高性能なクーラントに入れ替えました。




V-MAXをベースにハーディ=ディトナ風カスタムを作ってみた。53

2008-09-16 | Weblog


シートベースにスポンジを張りたいと思います。
本当は車体持込で作る予定だったのですが、夏場でシート屋さんが忙しくて予定がずれて、僕の方も塗装待ちなので車体を渡すわけにはいかなくなり、皮を張るくらいなら出来ると云うことなので、スポンジは自分でやってみることにしました。






これにポリウレタン製のスポンジを張っていきます。自分で作った事はないので皆さんと条件は一緒です。ネットで色々調べて準備しました。材料はハンズで適当な硬さのウレタンを揃えました。硬さは純正と同等品です。






適当にウレタンを接着剤で張っていきます。接着材はG17を使います。張った後ウレタンが復元力で戻ろうとするので、ガムテで固定します。






接着剤が硬化したらその上に必要な厚みになるまでウレタンを積み重ねていきます。今回は一番厚いところで50ミリ位です。今回は真ん中に柔らかいウレタンを使い、フチはシートの形が崩れないように硬いウレタンを使ってみました。






片側を大体削りました。センターを決めて線の断面を決めながら削りました。






左右反転する場合は型紙を作って合わせていきます。






ほぼイメージ通りに仕上がりました。この上に3ミリの薄いウレタンを前面に張るとウレタンの継ぎ目はまったく気にならなくなります。






車体に取り付けてすわり心地とデザインをチェックします。







ウレタンを削るのに使った道具はこれだけです。