次はリアサスです。最近、京都の山奥にツーリングに云ってきたのですが、けっこう怖い思いをしました。フロントはフニャフニャですぐ底着きするし、リアはヘッタっていたのか仕事を放棄してただのバネです。それで交換を決意するにいたりました。
WPにしました。これに決めた理由はデザインもですが、知り合いにWPの専門家がいるのが大きいです。色々聞いたのですが、このサスは元々要望が多かった日本用にムリヤリ開発されてもので、モノサス用のボディーを流用しているのでピストンのパイ数が40と大型で性能的には市販されているものの中ではトップクラスです。
タンクが外側にオフセットされているのでそのまま付きます。ちなみにオーリンズの場合は車体側を加工して逃がす加工が必要です。サスペンション自体は非常に軽いです。
車種別にセッティングが記載されてるので、その通りに変更すればOKです。知らない人に聞くと「社外サス=強化サスで乗り心地は悪い」と云うイメージがあるみたいですが、実際はサス自体のフリクションが恐ろしく低減しているのでサスのバネレートは弱くなっています。つまりはバネは柔らかくなっているので乗り心地は良くなります。もちろんデメリットもあって、代わりに耐久性が落ちていて劣化も早いです。レース用のスペシャルサスはさらにフリクションが低い代わりに、短寿命です。違いはオイルシールの厚みにあります。レース用のサスはオイルシールが市販のより薄いのが使用されています。
取り説の一部です。体重は65キロから75キロまで対応しています。これから大きく外れる人はサスをWMに送って変更すればいいわけです。
僕の場合は体重は75キロ弱なのですが、車体が5キロほど軽くなっているので、このままでOKです。