風とみどりに戯れて! 

風の訪れる庭、田舎暮らしの記録

浴衣、雨の間にひと仕事

2018-07-09 | 手作り
7月、夏祭りの季節、浴衣が出来たよ。


孫のMちゃんに「別おくみ仕立て」で作りました。
通常、前身ごろの縫い代分から衿布をとるのですが、
大人用浴衣の生地使いで、縫い代たっぷりの仕立てにしました。

浴衣のような大きな模様は柄合わせがひと仕事。
ああでもない、こうでもないと生地にマチ針を打って・・・
縫い代が多いから、布端の柄がかくれてしまうしと、
鋏を入れるまでの悩む時間のかかること。


印をつけたら早いです、直線縫いはミシン仕立て。

衿付けに時間がかかります、特に衿肩周りはマチ針でカーブが決まるから・・・。

衿ぐけは一番面倒、気を抜くと表地に糸が出てしまうからひと針づつ丁寧に。


袖付けは折り付けで早いのですが、

縫い代始末がいっぱい、耳ぐけが延々と続きます。
TVの前で、時々足を投げ出して・・・
目も悪くなったなぁ~と自分を嘆きながら・・・

最後の玉止め、糸切狭の「チョキ」という音が好き。

長年使いこんだ鋏、切れ味は昔のままです。

身たけ140㎝、大きくなったね。
後は、肩上げ、腰上げで完成だよ。



昨年からMちゃんに注文頂いてた、パープルの浴衣。
長雨の間外に出られなかったから、ちょうどいい仕事になりました。

Mちゃんの好きなのは、ちいさなプリンセス、ソフィアのドレスの色。
仕立てないで持っていた浴衣地のパープルがピッタリでした。

週末、瞳キラキラさせるMちゃんが楽しみです。
コメント (2)
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