○次元俳句613・掠める(空間)1・中杉隆世01・2023-03-26(日)
○「つばくらめ川べりの火を掠めたる」(『嬬戀』1994)(中杉隆世01)
○季語(つばくらめ・仲春)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:ぶつかりそうでぶつからない。すれすれを通過するさまが「掠(かす)める」。春の焚火を掠めて飛ぶ燕。川べりで暖をとっているのはどのような人たちなのだろうか。
○中杉隆世(なかすぎたかよ)
○好きな一句「考ふること何もなき涼しさよ」02
○季語(涼しさ・三夏)(「→サバービア倶楽部」より引用)
【Profile】:1935年兵庫県神戸市出身。「ホトトギス」「椰子」「晨」同人。サバービア倶楽部俳句の会主宰。
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