俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■色彩俳句623「水神に大山百合の白さかな」(前田正治)

2023-06-07 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句623・白62・前田正治01・2023-06-07(水)
○「水神に大山百合の白さかな」(前田正治01)
○季語(山百合・仲夏)(「→俳句季語一覧ナビ>水神を使用した俳句」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:大山百合の白い花。花の内側には紅褐色の小さな斑点。水の神に捧げるように水辺に咲いている。植物の白は「01→白菊」「02→白い桜」「03→白粉草」「04→白躑躅」「→白梅」「05→白桔梗」についで6句目。


前田正治(まえだまさはる)
○好きな一句「鰰に山盧いくたび燻りけん」02
○季語(鰰・三冬)(「→クラカスはつらいよ弐」より引用)※「鰰」:はたはた。「山盧」:蛇笏の別号であり蛇笏、龍太の居宅・敷地の総称。「燻(いぶ)る」。

【Profile】:大阪府出身。没年未確認。滋賀県大津市に居住した。「寒雷」同人。遠山麦浪逝去後「獅林(しりん)」主宰継承。「楕円律」創刊同人。


コメント    この記事についてブログを書く
« ■次元俳句623「葛引くと遠く... | トップ | ■方法俳句623「シャワー浴ぶ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

色彩俳句」カテゴリの最新記事