●五感俳句056・嗅覚09・大石悦子・2011-10-03
○「菊枕はづしたるとき匂ひけり」(大石悦子01)
季語(菊枕・秋)
「菊枕」は菊の花を詰めた枕です。あてがっている時は気づかなかったのですが、外してみると俄に菊の匂いがたちこめました。
○大石悦子(おおいしえつこ)
代表句「父の帯どろりと黒し雁のころ」02
季語(雁・秋)
1938年、京都府舞鶴市生まれ。1954年、作句開始。→石田波郷に師事、「鶴」同人。鶴賞受賞。第30回角川俳句賞受賞。句集「群萌」で俳人協会新人賞受賞。「耶々」にて俳句四季大賞受賞。
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