○次元俳句0307・魂(超次元)01・岩岡中正01・2016-11-27(日)
○「たましひの沖へ吸はれてゆく小春」(岩岡中正01)
○季語(小春・冬) 「たましひのおきへすはれてゆくこはる」(「俳句界201207」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:ぽかぽかとした小春日和。そんな日は遠い昔、人間が海から生まれたという記憶が蘇る。「海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がゐる」(『郷愁』」三好達治)
○岩岡中正(いわおかなかまさ)
○好きな一句「山枯れてみな青空にしたがへり」(『春雪』第50回熊日文学賞受賞受賞句集2009)02
○季語(枯れ・冬) 「やまかれてみなあほぞらにしたがへり」
【Profile】:1948年、熊本市出身。熊本大学法学部教授。五高記念館長。1982年、ホトトギス同人。1995年、朝日俳壇賞受賞。2008年、第50回熊日文学賞受賞。日本伝統俳句協会理事、「阿蘇」主宰。
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