○五感俳句481・聴覚119(無音1)・野尻紫香01・2020-06-01(月)
○「墓原の音なき真昼道をしへ」(野尻紫香01)
○季語(道をしへ・三夏)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:聴覚の「静」はたびたび取り上げましたが、今回は「無音」。まるで墓原の無数の墓石が音を吸い込んでいるかのように「無音」が漂います。目的の墓まで斑猫が道案内をしてくれます。
○野尻紫香(のじりしこう)
○好きな一句「どしやぶりのあとの青空更衣」02
○季語(更衣・初夏)(「俳句201908」より引用)
【Profile】:1934年大阪府出身。松原市にて「白扇」主宰継承。
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