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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五感俳句0119・質感=固01・加藤桃崖・2013-03-04

2013-03-04 00:00:05 | 五感俳句

●五感俳句0119・質感=固01・加藤桃崖・2013-03-04


○「みくじ結ふ梅まだ固し深大寺」(加藤桃崖01)

季語(梅固し・冬)

「かたい」には→硬「枯園に向ひて硬きカラア嵌む誓子)」→堅「堅炭をもて堅炭を割りにけり別天楼)」などがありますが、今回は「固」です。そばで有名な深大寺(東京)の梅はすでに終わったかもしれませんが、この句はやや時間がさかのぼります。

 

加藤桃崖(かとうとうがい)(1908~1990)

代表句「池の景置いて去りたり秋の蝶」02

季語(秋の蝶)

東京稲城村坂浜生まれ。村会議員、助役、教育長、文化財専門委員、稲城市史編纂委員会会長、稲城俳句連盟会長等を歴任。「ホトトギス」に所属。


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