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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■五体俳句592「文月やてのひらに乗る紙の舟」(川端庸子)

2022-07-23 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句592・てのひら5/21・川端庸子01・2022-07-23(土)
○「文月やてのひらに乗る紙の舟」(川端庸子01)
○季語(文月・初秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:したためることがめっきり少なくなった手紙。書き上げた文面を手に取って確認する。これから相手へと船出する「紙の舟」であるのだ。今日は「文月ふみの日」。

川端庸子(かわばたようこ)
○好きな一句「秀つ峰の赤みさしきし仏の座」02
○季語(仏の座・新年)(「→575筆まか勢」より引用)

【Profile】:1941年兵庫県出身。→富田うしほ、→富田潮児、→加古宗也に師事。1972年「若竹」入会。1980年「若竹」同人。


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2 コメント

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はじめまして (矢浦詠正)
2022-07-24 15:22:30
石炭船着きし衣浦港灼ける
   昨夜は衣浦港花火退会だったようですね。
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2文字訂正 (矢浦詠正)
2022-07-24 21:19:57
退会ーー大会

  ついでにもう1句  千代紙の金魚尾を振る扇風機
返信する

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