●次元俳句379・超次元=魂3・西山常好1・2018-5-13(日)
○「魂入れて位牌の黒し麦の秋」(西山常好1)
○季語(麦の秋・初夏)(「俳句界201306」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:住職による魂入れを経て、位牌はすでに黒光りしている。黄金色に成熟した麦の穂との取り合わせが絶妙である。
●西山常好(にしやまつねよし)
○好きな一句「廃校の前より始む田草取」2
○季語(田草取・晩夏)(「俳句201607」より引用)
【Profile】:1941年長崎県大村市出身。15歳より句作。→加藤楸邨、→森澄雄に師事。→鷹羽狩行に師事。「狩」同人。2003年「母港」創刊主宰。長崎県文学賞受賞。西日本新聞長崎版選者。
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