○次元俳句528・片寄り(空間)4・山中多美子01・2021-05-01(土)
○「八十八夜桶に泥鰌の片寄りて」(『かもめ』2012)(山中多美子01)
○季語(八十八夜・晩春)(「→閑中俳句日記(別館)-関悦史-」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:泥鰌が何かを察して桶の片側に泥鰌が片寄っている。その方角は「夏も近づく八十八夜」の月が浮かんでいるのだろうか。
○山中多美子(やまなかたみこ)
○好きな一句「走り根に道もり上り西行忌」(『かもめ』2012)02
○季語(西行忌・仲春)(引用同上)
【Profile】:1949年愛知県出身。1985年に→宇佐美魚目(1926~2018)に師事。「晨」「琉」「円座」同人。
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