●五感俳句0301・圧感01・木暮陶句郎01・2016-10-17(月)
○「野分あと筆圧強き手紙来る」(木暮陶句郎01)
○季語(野分・秋) 「のわきあとひつあつつよきてがみくる」(「俳句201511」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:便箋にめり込むほど筆圧の強い文字です。ボールペンで書いたのでしょうか。手紙を書いた人の情念か、そのような習性なのか。
●木暮陶句郎(こぐれとうくろう)
○好きな一句「初嵐森の小昏さかき乱す」02
○季語(初嵐・秋) 「はつあらしもりのこぐらさかきみだす」
【Profile】:1961年、群馬県出身、渋川市在住。29歳で陶芸と俳句を同時に始める。「ホトトギス」の投句、→稲畑汀子主宰の指導を受ける。「ホトトギス」野分会所属。1998年花鳥諷詠賞、日本伝統俳句協会賞受賞。「春愁の罅」により第22回→村上鬼城賞受賞。月刊俳誌「ひろそ火」主宰。「ホトトギス」同人。
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