●五感俳句462・感情15(惜しむ)・寺島初巳01・2019-12-23(月)
○「番犬を玄関に入れ年惜しむ」(「蒼穹」2016新年号)(寺島初巳01)
○季語(年惜しむ・暮)(『俳句年鑑』2017年版・角川書店)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:玄関の中が番犬の寝床なのであろう。すなわちこれは毎夕の行為である。犬を玄関にいれる度に年の瀬が押し詰まってくることを感じている。
●寺島初巳(てらしまはつみ)
○好きな一句「一山の霊気を囲む木の芽かな」(「蒼穹」2016初秋号)02
○季語(木の芽・三春)(→「現代俳句データベース」より引用)
【Profile】:1927年愛知県出身。1990より「蒼穹」創刊主宰。
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