○次元俳句629・長(空間)1・長谷川零余子03・2023-07-18(火)
○「壁の影出水の上に長く引く」(『雑草』1924)(→長谷川零余子03)
○季語(出水・仲夏)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:水浸しとなって川と道の境が見えなくなっている。壁の影がその水面に長く伸びている。梅雨時の出水。日本列島に大きな被害をもたらす。今故郷の秋田が大変なことになっている。異国の地でひたすら祈るしかない。復興などという言葉はまだまだ先のことだ。
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