●方法俳句0103・擬人08・栗生純夫・2012-11-15
○「編棒をさせばおちつく毛糸玉」(栗生純夫01)
季語(毛糸・冬)
編みものを休んでいる時、毛糸玉にしっかり編棒を差しておく必要があります。毛糸玉だけでは、「編んでくれろ」「編んでくれろ」と落ち着かず、弾んでどこかへ行ってしまいそうです。
○栗生純夫(くりうすみお)(1904~1961)
代表句「しんしんと柱が細る深雪かな」02
季語(深雪・冬)
長野県須坂市出身。56歳で胃癌のため死去。須坂市名誉市民。1920年「石楠」に入り→臼田亜浪に師事。1929年、最高幹部。信濃毎日俳壇選者。1946年「科野」創刊主催。→小林一茶研究で有名。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます