●次元俳句456・裏(空間)11・山本則男01・2019-11-10(日)
○「外套の裏に怒濤を隠しゐる」(「銀化」201903)(山本則男01)
○季語(外套・三冬)(「俳句201907」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「外套の裏」といえば「→外套の裏は緋なりき明治の雪」(青邨)を想起する。掲句はさらに激しく、逆巻く怒濤を隠しているのだ。
●山本則男(やまもとのりお)
○好きな一句「転生ののちの海鼠を見てみたし」02
○季語(海鼠・三冬)(→「俳人協会・俳句文学館」より引用)
【Profile】:1951年愛知県出身。1977年、詩とエッセイ「パルナシウス」入会、1981年同人。1994年「白桃」入会、1999年同人。「空」「銀化」「天籟通信」所属。
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