●方法俳句0117・不明014・神尾季羊・2013-02-21
○「冴返る竹林ふかく羽搏つもの」『季語別神尾季羊句集(2003)』(神尾季羊01)
○季語(冴返る・春)
【鑑賞】:俳句の方法における「不明」とは、はっきりと示さないことです。そんな意図はなくても、短詩形であるがうえに「示すことができない」という側面もあるのです。竹林深くに羽打つものとは?
○神尾季羊(かみおきよう)(1921~1997)
○代表句「音がして馬がをるなり夜の辛夷」02
○季語(辛夷・春)
【Profile】:愛媛県松山市生まれ。「ホトトギス」から→野見山朱鳥に師事し「菜殻火(ながらび)」に参加する。後に→藤田湘子の「鷹」に参加、1954年より「椎の実」を主宰。→神尾久美子は妻。
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神尾季羊掲載句
03春分や花屋でききし軽き雷(春分)〈五感・聴覚〉2017/3/20
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