●次元俳句0282・二十四節季(時間)09=芒種・岬雪夫01・2016-06-05(日)
○「月さらに細くなりたる芒種かな」(『謹白』2013)(岬雪夫01)
○季語(芒種・夏) 「つきさらにほそくなりたるぼうしゅかな」(「俳句201402」より引用)【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:今日は二十四節季の「芒種」。稲などの芒(のぎ)穀物の種を蒔く季節。しだいに梅雨めいて五月雨の季節に入ります。月も削られて鋭利に空にかかります。
●岬雪夫(みさきゆきお)
○好きな一句「滴りのすぐのところに滴れり」02
○季語(滴り・夏) 「したたりのすぐのところにしたたれり」(「俳句研究200504」より引用)
【Profile】:1931年、岐阜県出身。大学時代より→山口誓子、→橋本多佳子に師事。1978年より→鷹羽狩行に師事。毎日俳壇賞、狩座賞、博報償、岐阜県芸術文化奨励賞を受賞。「天衣」主宰、「→狩」白羽同人、俳人協会々員、中部ペンクラブ会員、詩歌文学館評議員。
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