●特集俳句0240・言葉06=傘09・森慎一01・2015-08-21(金)
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○「秋日傘風と腕くむ女あり」(『風のしっぽ』1996)(森慎一01)
季語(秋日傘) 「あきひがさかぜとうでくむおんなあり」
【鑑賞】:一人で秋の日傘をさして歩いている女性です。秋風が傘を吹き流そうとするのですが、それを腕に力を入れて支えます。まるで風と腕を組むように。
○森慎一(もりしんいち)
○好きな一句「つはぶきや二階の窓に鉄格子」(『同上』)02
季語(つはぶき・冬) 「つはぶきやにかいのまどにてつごうし」
【Profile】:1942年、北海道出身。札幌市在住。「梓」同人。「船団」会員。
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