●五体俳句447・顔16・塩川京子1・2019-09-03(火)
○「ははの顔映して水の澄みにけり」(塩川京子1)
○季語(水澄む・三秋)(「俳句201901」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:秋は色々な事象が澄んでくる。「大気(秋気)」「空(天)」「沖」「音」など。すべてが「三秋」の季語である。その中の代表選手が「水澄む」。そして母の顔も澄んだ水に映る。
●塩川京子(しおかわきょうこ)
○好きな一句「常のごと坐して露けき畳かな」2
○季語(露けし・三秋)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)
【Profile】:1937年鹿児島県出身。1966年「鶴」入会。1977年「泉」入会。1981年「泉賞」受賞。1990年「阿吽」に参加。2006年副代表、2016年代表に就任。
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