●方法俳句0286・同質回帰035・中岡毅雄01・2016-07-06(水)
○「夕牡丹箸置に箸置きにけり」(中岡毅雄01)
○季語(夕牡丹・夏) 「ゆうぼたんはしおきにはしおきにけり」【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:箸置きに置くのは箸。刀が鞘に収まるようなこと。当たり前のことですが最も平穏で安心できる情景です。
●中岡毅雄(なかおかたけお)
○好きな一句「十薬やこの世にかよふ波の音」(『啓示』2009)02
○季語(十薬・夏) 「じゅうやくやこのよにかよふなみのおと」(「俳句界201210」より引用)
【Profile】:1963年、東京都出身。1975年頃より句作。1983年、「青」入会。→波多野爽波に師事。1991年、波多野爽波没後俳誌「藍生」、同人誌「椰子」に入会。→黒田杏子、→友岡子郷に師事。2018年「いぶき俳句会」共同代表。『一碧』により第24回俳人協会新人賞、第10回山本健吉文学賞俳句部門受賞、「壺中の天地」により第26回俳人協会評論賞受賞。
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中岡毅雄掲載句
03とととととととととと脈アマリリス(アマリリス・仲夏)〈方法433・リフレイン10〉2019/5/31
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