●色彩俳句370・紺7・西尾一1・2018-3-14(水)
○「種蒔くや大海原の紺を背に」(西尾一1)
○季語(種蒔く・仲春)(「俳句201406」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:大海原の紺の海を背景に蒔く種。紺色は春の海の色としてはやや濃い目です。「紺」の付く和色の中で、春の海の色として選ぶとすれば。「→紺鼠こんねず#44617b」あたりでしょうか。
●西尾一(にしおはじめ)
○好きな一句「大榧の鳥を入れたる彼岸かな」(「晨」)2
○季語(彼岸・仲春)(→「現代俳句データベース」より引用)
【Profile】:1934年岡山市出身、奈良市在住。1948年、→飯田蛇笏の「雲母」入会。1973年同人。1985年、超結社誌「晨」創刊に関わり、同人。1992年、第8回俳句研究賞受賞。1994年「撫子」創刊主宰。
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