●次元俳句0106・反射(空間)04・朝倉和江・2012-12-02
○「三面鏡ひらきてふやす冬の薔薇」(朝倉和江01)
○季語(冬の薔薇)
【鑑賞】:その冬薔薇は室内にあるのでしょうか。それとも庭に咲いているのでしょうか。三面鏡を開くと薔薇の花影が一気に増えました。
○朝倉和江(あさくらかずえ)(1934~2001)
○代表句「この丘に坂のあつまる致命祭」02(※「到命祭」とは二十六聖人が長崎で処刑された日)
○季語(致命祭・春)
【Profile】:大阪生まれ。→水原秋桜子、→下村ひろしに師事。「馬酔木」「棕梠」同人。「曙」主宰。『花鋏』で俳人協会新人賞受賞。
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朝倉和江掲載句
03初雲雀空の緞帳あがりけり(初雲雀・三春)〈特集・初物俳句〉2019/2/8
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