○方法俳句0137・仏教用語03「香象」・早崎明・2013-08-01(木)
○「曝す中に香象着座なす一基」(早崎明01)
○季語(曝す・晩夏)
【鑑賞】:多くのお寺の物品を虫干ししています。そのずらりと並ぶ中に見事な一品を見つけました。密教の灌頂(かんじょう)の際に用いる象の形をした香炉です。しっかりと安定した脚も着いています。
○早崎明(はやさきあきら)(1923~2004)
○好きな一句「南大門昏れて火落とす焼芋屋」02
○季語(焼芋・三冬)
【Profile】:岐阜県生まれ。1948年、→橋本鶏二に師事。1957年「年輪」創刊に参加、編集長。1990年、「年輪」主宰を継承。
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