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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五体俳句432・指16・竹内秀治1・2019-05-19(日)

2019-05-19 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句432・指16・竹内秀治1・2019-05-19(日)
○「深く窪む薄暑の紙コップ」(『紙コップ』2018)(竹内秀治1)
○季語(薄暑・初夏)(→「ふらんす堂編集日記」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:液体を容れるためのぎりぎりの強度を持ちながらも、それほどしっかりはしていない紙コップ。とくに液体を飲み干した後のゴミ箱に捨てられる直前の紙コップは、指によって完全に拉げてしまっている。

 

●竹内秀治(たけうちひではる)
○好きな一句「打水の水の届かぬまま日向」(『紙コップ』2018)2
○季語(打水・三夏)(引用同上)

【Profile】:1951年愛知県出身。2013年俳誌「」(→加藤かな文代表)に入会、2016年「家」同人、俳人協会会員。


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