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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●次元俳句0147・方位(空間)07・栗田樗堂・2013-11-03(日)

2013-11-03 11:57:15 | 次元俳句

●次元俳句0147・方位(空間)07・栗田樗堂・2013-11-03(日)

 

「秋風に向けて飯焚く小舟かな」(栗田樗堂01)

季語(秋風)

 「秋風に向けて飯焚く」とは竈の口を風の方向に向けて炊飯をしているのでしょう。秋風を受けて火が燃えやすくなりました。海辺か湖畔の秋の情景です。

 

栗田樗堂(くりたちょどう)(1749~1814)

代表句「鋸屑に春雨かかる戸口かな」02

季語(春雨)

伊予国松山生まれ。生家は富裕な酒造業。京の→加藤暁台に師事し、俳諧を学ぶ。多くの俳人たちと交流を持ち、→小林一茶なども、樗堂を訪ねて松山へ来ている。

 

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