●五体俳句0276・掌010・馬場公江01・2016-04-26(火)
○「てのひらを湯船に浮かせ春愁ひ」(第53回角川俳句賞3点獲得作品『一樹』より)(馬場公江01)
○季語(春愁) 「てのひらをゆぶねにうかせはるうれひ」【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:「掌」第10弾は「風呂の日」に。湯船にてのひらを浮かばせます。舟になぞらえて指をひらひらさせて波をつくります。
●馬場公江(ばばきみえ)
○好きな一句「いつせいに蝶の噴き出す垣根かな」(第2回星野立子新人賞受賞作品『飛沫』より)02
○季語(蝶・春) 「いつせいにちょうのふきだすかきねかな」(「俳句201403」より引用)
【Profile】:1965年、福岡県出身。2000年、「→狩」入会。→鷹羽狩行に師事。2003年「狩」弓賞受賞。2008年、毎日俳壇賞受賞。「狩」同人。俳人協会会員。『飛沫』により第2回→星野立子新人賞受賞。
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