●五感俳句0291・嗅覚061・中根美保01・2016-08-08(月)
○「秋霖や書架の奥より昼餉の香」(中根美保01)
○季語(秋霖) 「しゅうりんやしょかのおくよりひるげのか」【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:自宅の書斎にいるのでしょうか。書架の奥より漂ってくる匂いで昼食の献立がわかります。外は静かな秋の雨です。
●中根美保(なかねみほ)
○好きな一句「螢狩土やはらかき道に出づ」02
○季語(螢狩・夏) 「ほたるがりつちやはらかきみちにいづ」(「俳句αあるふぁ2015年6-7月号」より引用)
【Profile】:1953年、静岡県出身。1973年「風土」に入会、→石川桂郎に師事。1976年、→島谷征良主宰「一葦」創刊に参加。「一葦」編集人・同人。「風土」同人。俳人協会会員。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます