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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■色彩俳句624「巨岩這ふ歴史学者と瑠璃とかげ」(『海を詩に』2021)(吉原文音)

2023-06-14 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句624・瑠璃色5・吉原文音01・2023-06-14(水)
○「巨岩這ふ歴史学者と瑠璃とかげ」(『海を詩に』2021)(吉原文音01)
○季語(とかげ・三夏)(「→俳句誌・俳書 ちょい読みブログーデジタル文化財」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:まずは低い視点からはじまる。瑠璃色の蜥蜴が巨岩を這う。さらに視点は上空に揚がり歴史学者をも俯瞰したドローン視点となる。


吉原文音(よしはらあやね)
○好きな一句「十二支をはづれし猫や龍の玉」02
○季語(龍の玉・三冬)

【Profile】:1964年広島県出身。1987年「さいかち」入会→田中水桜に師事。1992年さいかち新人賞。2002年「」入会→津田清子に師事。「太陽」創刊同人として参加→務中昌己に師事。「鐘の音の響く季語」にて第4回北溟社俳句評論賞受賞。2005年第1回日本詩歌句協会賞受賞。2006年同人誌「十七音樹」(→平沢陽子代表)に創刊同人として参加。2021年安芸郡にて「太陽」主宰に就任。


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