○五体俳句598・胸13・斎田茂01・2022-08-30(火)
○「秋光の洩れてイエスの胸の傷」(斎田茂01)
○季語(秋光・三秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:右胸にあるというイエスの傷。なぜ右胸なのか、という考察もあるとか。イエスの磔刑の際の傷が信者の身体に顕れるという「聖痕(せいこん)」という言葉もあるらしい。教会の窓からの秋光がイエスの胸の傷を照らす。
○斎田茂(さいだしげる)
○好きな一句「竜淵に縄文人の虫歯痕」02
○季語(竜淵に潜む・仲秋)(「→俳句スクエア集・平成16年10月号通巻60号」より引用)
【Profile】:1942年愛知県出身尾張旭市在住。「俳句スクエア」(→五島高資主宰)同人。第1回(2000年度)俳句スクエア新人賞、第4回(2003年度)俳句スクエア賞受賞。
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