○次元俳句0333・接近(空間)02・萩原朔太郎01・2017-06-01(木)
○「人間に火星近づく暑さかな」(萩原朔太郎01)
○季語(暑さ・夏) 「にんげんにかせいちかづくあつさかな」(→「俳句 萩原朔太郎」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:素直にとれば、火の星が近づけば暑さが極まるという意味ですが。それを超えた面白さがにじみ出ています。
●萩原朔太郎(はぎわらさくたろう)(1886~1942)
○好きな一句「虹立つや人馬賑ふ空の下」02
○季語(虹・夏) 「にじたつやじんばにぎはふそらのした」(「俳句201607」より引用)
【Profile】:群馬県前橋市出身。詩人。 1910年第六高等学校中退。→北原白秋門下の新進として作詩活動を始め、また→室生犀星の詩に感動して親交を結んだ。1916年犀星と『感情』を創刊、詩的主体の真実としての感情を重んじる口語自由詩を制作し、恩地孝四郎、山村暮鳥らも加えて感情詩派を形成した。
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