●方法俳句0101・根源行動=水捨てる05・北野平八・2012-11-01
○「秋簾日のある草に水捨てる」(北野平八01)
季語(秋簾)
「飯を食う」「水を飲む」に続いて、「根源行動」に指定したのは「水捨てる」。避けて通れない人間の営みであると同時に、ほんの少しのうしろめたさの感じられる行為、それこそが「根源行動」であると独断します。
○北野平八(きたのへいはち)(1919~1986)
代表句「睡蓮の水のどこかを去らぬ風」02
季語(睡蓮・夏)
→桂信子に師事。「草苑」同人。『水洟』で1986年度第1回俳句研究賞受賞。
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