●五体俳句429・骨10・荻原都美子1・2019-05-02(木)
○「遺骨にも帰る家あり八重桜」(荻原都美子1)
○季語(八重桜・晩春)(「俳句200310」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:葬儀に参列のどの人にも帰る家がある。そして遺族に抱えられた遺骨にも。東北の地に八重桜がまさに今満開であるのだ。
●荻原都美子(おぎわらともこ)
○好きな一句「魚の名に桜を冠せ出羽の国」2
○季語(桜・晩春)
【Profile】:1949年秋田県秋田市出身在住。「石蕗」を創刊した荻原映雱(ほう)は父。「天為」同人。「石蕗」主宰。第1回朝日俳壇新人賞準賞受賞。第25回秋田県芸術選奨受賞。
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荻原都美子掲載句
03はるかより近づいて来る橇の鈴(橇・晩冬)〈特集514・いろは俳句1-3(は)〉2021/1/22
04玉縄のほどけゆくごと青大将(青大将・三夏)〈方法656・直喩146ごと11)〉2024/7/8
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