○色彩俳句0218・◯色012・高橋龍01・2015-03-19(木)
○「見とれるやむかしの空の色を着て」(高橋龍01)
○季語(無季) 「みとれるやむかしのそらのいろをきて」(「俳人名鑑」より引用)
【鑑賞】:あなたの衣服は あきらかに周囲と奥行きが異なり 昔の空の色に染められていた あなたが着る衣類 あまたが着る衣類が纏う 昔の空の色
○高橋龍(たかはしりゅう)
○好きな一句「猫じやらし萬有は隙間なり」02
○季語(猫じやらし・三秋) 「ねこじやらしあらゆるものはすきまなり」
【Profile】:1929年千葉県出身。1944年17歳のとき高梨花人に師事。「花俳句」創刊同人。「れもん」同人等を経て1968年「俳句評論」同人。「面」「騎」「夢弦航海」同人。→高柳重信の「俳句研究」第1回50句競作佳作第1席。「面」発行人。
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高橋龍掲載句
03目頭に刈田峠のあきつかな(あきつ・三秋)〈五体600・目頭1〉2022/9/12
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