●次元俳句0289・中心(空間)01・五十嵐哲也01・2016-07-24(日)
○「湖心とはヨット集まりゆくところ」(五十嵐哲也01)
○季語(ヨット・夏) 「こしんとはよっとあつまりゆくところ」(→「現代俳句データベース」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:湖に浮かぶたくさんのヨットの帆。それぞれ風を利用していろいろな方角へ散ったりもしますが、いつのまにか湖の中心に群れています。
●五十嵐哲也(いがらしてつや)(1929~2016)
○好きな一句「春風の音をなすときなさぬとき」02
○季語(春風) 「はるかぜのおとをなすときなさぬとき」
【Profile】:京都府出身。京都大学医学部卒。京大在学中より父の→五十嵐播水に就いて俳句を始める。1948年、→波多野爽波の「春菜会」に参加。→高浜虚子に師事。1976年「→ホトトギス」同人。2000年、父播水没後「九年母」主宰継承。兵庫県俳句協会常任理事。紀伊俳壇選者。朝日俳壇(淡路)選者。2010年兵庫県文化功労賞受賞。
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