俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句0330・比喩(直喩)=やうに011・和田華凜01・2017-05-11(木)
○「恋すれば水母のやうになるのかも」(『初日記』2013)(和田華凛01)
○季語(水母・夏) 「こいすればくらげのやうになるのかも」(「俳句201310」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:恋をすればめろめろのふにゃふにゃな心境になるようです。しかし「くらげ」のようになるまでとはかなり深刻です。
●和田華凜(わだかりん)
○好きな一句「鵜篝に吹くは古よりの風」02
○季語(鵜篝・夏) 「うかがりにふくはいにしへよりのかぜ」(「俳句201611」より引用)
【Profile】:1968年兵庫県出身。2006年、俳誌「諷詠」主宰・→後藤比奈夫を祖父、副主宰・後藤立夫を父とし師事。2010年、「諷詠」同人。俳誌「ホトトギス」入会。2016年、「諷詠」主宰継承。日本伝統俳句協会会員、俳人協会会員、大阪俳人クラブ会員。句集『初日記』にて北溟社第3回与謝蕪村奨励賞受賞。
↓
和田華凛掲載句
03葉桜のころ人もまた美しく(葉桜・初夏)〈特集433・美し俳句2-2〉2019/5/30
04胡弓の音風に揺るがず風の盆(『月華』2022)(風の盆・初秋)〈五感664・聴覚148〉2024/9/1